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2015年1月8日 掲載

中国・韓国語の特許文献を日本語で検索可能なシステムの本格版の提供を開始しました!

日本特許庁では、「中韓文献翻訳・検索システム」の本格版を本年1月5日から提供しました。平成26年11月13日から提供していた試行版と比べて、約200万件の中国文献が新たに検索可能になったほか、試行版で発生していた不具合は解消されています。

  1. 背景
    近年、世界の特許文献において、中国・韓国語の特許文献をはじめとする日本語以外の言語で記載された外国特許文献の割合が増加しており、我が国企業等の研究開発を推進するため、これらの特許文献を検索できる環境の整備が求められています。特許庁は、これに対応するため、「中韓文献翻訳・検索システム」の試行版を平成26年11月13日より提供していたところです。
  2. 概要
    本システムの主な特徴は以下のとおりです。
    (1)中国・韓国語の特許文献を日本語に機械翻訳して蓄積することにより、日本語でこれらの文献の全文を検索することが可能。
    (2)本システムはクラウド上に構築。インターネットを介して利用が可能。
    (3)検索の対象となる文献は、中国特許出願公開公報、中国特許公報、中国実用新案登録公報、韓国特許出願公開公報、韓国特許公報、韓国実用新案公開公報、韓国実用新案登録公報。
    (4)中国文献、韓国文献いずれも平成15年〜平成26年7月公開分(合計約1000万件)。
    (5)本格版提供後も平成26年8月以降に公開された文献を順次蓄積する予定。

※詳細は、下記の特許庁ホームページをご覧ください。