株式会社アンサム

安全・安心、防災

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ICカードと話者認証の合わせ技「一瞬防止 会話で認証」でしっかりガード!

ICカード認証のシステムを15年にわたって手がけてきた小さな会社が産・学連携の研究で「話者認証」ソフトの開発にチャレンジ!ダブルチェックによるワンランク上のセキュリティシステムでなりすましを防止して、大事なものを守ります。

■研究者と話者認証ソフトを共同開発

我が社ではこれまでICカードやICタグを使って企業の入退や大学授業の出欠を管理するシステムを手がけてきましたが、さらにセキュリティのレベルを上げるために、話者認証、つまり声を識別して本人認証を行うソフトを開発。この両者を合わせてダブルチェックするシステムが「一瞬防止、会話で認証」です。セキュリティのための生体認証は、指紋や顔の認証がメジャーですが、記録を取ることに抵抗を感じる人がいるのも事実です。その点、話者認証は社員や学生にサンプルとなる文章を読んでもらってデータにするので、導入しやすいでしょう。開発にあたっては、千葉大学黒岩研究室に協力を仰ぎ、現在もサポートしていただいています。まだスタートしたばかりで、これからさらにデータベースを大きくして認証率を上げていく予定で、提供先には年2万円ほど負担してもらいながら、バージョンアップとサポートを続けてずっと使ってもらえるように備えます。

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■勤務時間もチェックできて一元管理

実際の入退の折には、ICカードを読み取ったあと、画面に出る「○月△日×曜日、おはようございます」の文章をマイクに向かって読み上げるだけ。問題なければ「話者認証に成功しました」の音声とともにゲート錠が開き、通ることができます。それぞれの入退時間が記録されるので、管理部門では残業時間のチェックにも利用できます。社員証がソニーのフェリカ対応であれば、すでに導入しているシステムに話者認証ソフトを追加して運用することも可能。また、すべての人に話者認証を適用すると出入りに時間がかかるので、セキュリティを重視すべき場所のみ導入するのもお勧めです。2年前に「一瞬防止」の自社開発に踏み切ったのは、価格を抑え中小規模の企業にも広く活用してもらいたいと願ったからです。企業や学校だけでなく、一般住宅の玄関ドアに話者認証ソフトを使ったセキュリティを組み込めないものかとも考えていて、さっそく建材メーカーにアプローチを試みています。

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このつながりに導かれ、大きな成果代表取締役 篠崎 通夫

開発のきっかけは、東京都中小企業振興公社の知財活用セミナーの資料でした。「話者認識」という言葉に興味をそそられ、情報元の方に話を聞くつもりが転勤してしまい、その方が紹介してくれた専門家を介して千葉大学の黒沼先生と出会いました。公社の方にもバックアップしていただき、従業員9人の会社がこれだけのものを作り上げたのは、周りの人々に恵まれたからこそです。

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EXHIBITOR INFORMATION

株式会社アンサム ロゴ

株式会社アンサム

〒151-0053 東京都渋谷区代々木2-23-1 ニューステイトメナー1153
TEL: 03-5350-8260
FAX: 03-5350-8269

http://www.anssam.co.jp 「一瞬防止、会話で認証」紹介ページ

■こんな企業様と商談を期待しています

取引先として

  • ビルメンテナンス企業
  • 公共企業の清掃企業取引担当
  • 公共施設の入退チェック管理部門

連携先として

  • 設計コンサルタント

■実績・導入事例・知的財産権

大学の授業出欠・入退管理 9大学(大学所属会社含む)/NEC顔認証導入支援 2か所

■受賞歴・メディア掲載

  • 東京都中小企業振興公社ニューマーケット
    開拓支援事業応募中

■連絡先

Email/shinozaki@anssam.co.jp

担当者名/篠葡ハ夫