【イベント・セミナー開催報告】 農商工連携で新しいビジネスの可能性を探る！
「農商工連携マッチング2009」・「農商工連携実践セミナー」を開催しました。

　去る3月13日、公社は東京都秋葉原庁舎（千代田区）で、都内中小企業の農商工連携を支援する「農商工連携マッチング2009」と「農商工連携実践セミナー」を開催しました。
　マッチングでは、農商工連携に意欲のある、日本大学と東海大学の研究者が、「農業用ミズゴケの人工栽培による新たな産業体系の創出」や「根域環境制御による鉢植え植物の省エネルギー栽培実用化に向けた効率的システムの共同開発」など、中小企業との連携を目指すテーマについて発表と質疑応答を行いました。マッチングには、定員を大幅に超える65社75名の都内中小企業が参加し、大学の研究者と盛んに交流する姿が見られました。
　マッチングに先立って開催されたセミナーでは、国より農商工等連携事業1号の認定を受けた株式会社ナバ 代表取締役社長 高田容冶氏が、農商工連携による経営への波及効果について解説しました。同社が実際に手がけた、錦鯉の証明書発行システムの開発、販路拡充を例に、ビジネスの対象や目的を明らかにすることや、マーケティングの必要性について説明しました。セミナーには20社20名が参加し、説明へ熱心に耳を傾けていました。
　公社では、今後のフォローアップとして、参加企業アンケートよりご要望をいただいた、「連携事業計画づくり支援、農水系事業者とのマッチング機会の増強等」を中心とした支援を展開していきます。詳しくは下記までお問い合わせください。

　※｢農商工連携実践セミナー｣･｢農商工連携マッチング2009｣は、経済産業省受託 地域力連携事業として実施しました。

マッチング・セミナーの様子

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