2007年8月31日付け日刊工業新聞にて
株式会社ラポールエスエーの「MEMSセンサー向け校正・検査装置」が紹介されました。

　MEMSデバイスのうち、3軸（XYZ：携帯電話ナビ用、デジタルカメラ手ぶれ防止用等）の加速度センサーは、各軸が置かれている姿勢で出力が変化したり、温度で特性が変化します。そのため、センサーの検査には3軸の姿勢と温度を制御する必要があり、各メーカーは独自の機器を用いて手動で検査を行っていました。
　そこで、株式会社ラポールエスエーは、無線データの転送により0〜360度の任意の角度で自動検査ができ、温度も−40℃〜＋85℃の範囲内で自動検査ができる検査装置を開発しました。さらに、デバイスを精度よく保持、搬送するボート基板方式も開発し、検査速度が1時間あたり1,000デバイス以上を実現しました。このような検査装置は他に存在せず、センサーの品質安定と低価格化が可能になりました。

公社との支援の関わり

　平成18年度に事業可能性評価事業にて「事業の可能性あり」の評価を受け、現在も事業可能性評価事業のマネージャーによる継続支援をしています。また、知的財産総合センター相談事業、デザイン普及啓発セミナー、市場開拓支援助成事業など、公社支援メニューも積極的にご利用いただいています。

メディア媒体・イベント等

　2007年8月31日付け　日刊工業新聞

連絡先

　株式会社ラポールエスエー
　TEL：03-3253-6000
　E-mail：inoue@lapole.co.jp

□　問い合わせ先　□
事業戦略支援室　事業化支援係
TEL：03-3832-3660
E-mail：senryaku@tokyo-kosha.or.jp