“企画力”をもって中小企業を支える
プロフィール
Y.S 事業戦略部 販路・海外展開支援課中途採用
2023年入社
前職:銀行、不動産業界団体職員
入社動機・きっかけ
中小企業に寄り添った支援をしたい

これまでに銀行員、不動産業界団体職員として多くの経営者の方と関わる機会をいただきました。その中で、事業承継が深刻化していることを実感し、中小企業を公平な立場でサポートができる公的な機関で仕事がしたいと思っていました。
事業承継がうまく進まない理由には、後継者の不在、従業員の方が承継する際の株式買い取りの資金面での問題等があります。しかし、第三者による適切な事業承継の実現によって、これまで築き上げた地域や社会への信用やノウハウ、まちの雇用を守ることができます。また、新しい血が入ることで企業の付加価値が高まり、まちの魅力も増幅するといった好循環が生まれるのではないかと考えています。
公社は中小企業が抱える様々な課題解決のため、事業承継に限らず創業支援や経営革新、事業再生など多種多様な事業を行っており、中小企業の「総合病院」のような機関だと思います。日本経済の根幹を支える都内中小企業が置かれている各々の状況に対し、最適な支援ができることが公社の魅力であり、その一員として活躍したく入社しました。
今の部署・業務内容について
中小企業ニューマーケット開拓支援事業について

中小企業が持つ優れた製品や技術・サービスの販路拡大の支援をする事業を担当しています。この事業は、①自社製品の強み弱みの分析や市場分析等を行い、ターゲットを決めて売込をするための戦略を策定する「マーケティング戦略策定支援事業」と、②下請け体質からの脱却を図り、これまでの売込先とは異なる販路にアプローチをするために、ビジネスナビゲータ(大手企業出身のOB・OG)の持つネットワークを通じたマッチングの機会を提供する「販路開拓実践支援事業」の2本柱になっています。
公社での仕事のやりがい・印象に残ったエピソード
意外なつながりを生んだ

公社では、私たちの職場の一角に公社支援企業様の製品展示コーナーを常設しており、製品のPRや企業の認知度向上に繋げるためのサービスとして、無料でご利用いただくことができます。ある日、たまたま公社にお越しになった支援企業様が製品展示コーナーを鑑賞された際、展示品の一つである反射材(製品)をご覧になって「実はこういった材料を探していた」と、これまで交わることのなかった企業同士がマッチングし、取引成立に至りました。
実物を見てもらうことの大切さを感じたと同時に、相容れないであろうモノ同士がくっつくことがあるのだなと驚きました。公社の支援企業様が相互に繋がるという、とても喜ばしい瞬間に立ち会えたことが非常に印象深く心に残っており、この企画は継続していきたいと思いました。
一日の流れ
8:30 出勤メールチェック、1日のスケジュール確認
10:00 班会議出席委嘱者の活動状況の確認
12:00 ランチ先輩と周辺の中華料理屋へ!
13:00 オンライン展示商談会外部の貸会議室よりホストとして滞りなく進行できるよう配信
16:30 帰社展示商談会のアンケート集計のまとめ等
17:15 業務終了翌日の予定を確認し、業務終了
経歴
2015年 前職不動産業界団体の職員
2023年 公社入社事業戦略部 販路・海外展開支援課
(中小企業ニューマーケット開拓支援事業(国内販路開拓)を担当)
2024年 現職昨年に引き続き、上記同事業を担当