バリアフリー
液晶モニターやヘッドマウントディスプレイにイラスト、アニメーション、文字で検査指示を表示。耳の聞こえづらい方、外国人の方の検査を円滑にし、受診率を高め早期発見に繋げる検査支援システムを提供しております。
医療検査支援システム
医療検査支援システムで実績を残している弊社。従来は音声のみで検査内容を被検者に伝えていたため、耳の聞こえづらい方や、外国人の方に検査指示を伝えることが難しい問題がありました。そこで検査指示をイラストやテキストにし、液晶モニターを通して伝えるシステムを開発。多言語に対応しているので外国人の方でも安心して受診することができます。現在提供しているシステムは、胃部X線検査支援システムの「e-検査ナビ」、被検者に検査内容を説明するX線検査支援システム「e-検査ナビ プラス」そして、検査者が指示を伝えるためのX線検査支援システム「e-検査ナビ PLUS」の3タイプ。
創業当時から耳の聞こえづらい方や、外国人の方が医療機関で受診する際の言葉の壁に注力してきたことが開発のきっかけでした。たとえば胃部X線検査では口頭でうまく伝えられない場合は検査者が被検者の元に行き、体を動かす必要があります。そのため時間がかかり、液体であるバリウムが流れてしまい撮影ポイントを逃してしまう問題がありました。「e-検査ナビ」を使えば検査者は操作室から指示を出せるため効率よく検査を進めることができ、検査の質の向上に繋がります。特に外国人の方の場合は通訳の方がいない状況でも、検査指示を円滑に伝えることが可能になります。
ピクトグラムのアイコンをタッチしてもらうと、実際に検査の指示をイラスト、アニメーション、文字で伝えることができます。
全国で13施設19台になっていまして、納入パターンでいうと、病院の室内と検診車のなかにもe-検査ナビを提供していて、施設内もしくは検診車のなかに提供しています。
検査への不安を払拭することで受診率が向上し、がんの早期発見、早期治療につながると考えています。また、これまで耳の聞こえづらい方は受診のハードルが高かったので、医療機関と一緒に集団検診の仕組みづくりにも力を入れていきたいです。社会貢献活動として、手話とテキストにより耳の不自由な方ががんについて学べるDVDの製作も進めており、今年度中の配布を予定しております。
〒131-0045 東京都墨田区押上2-20-2-401
TEL: 03-5879-4527
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担当者名:小林 祐基
掲載内容は2019年10月現在のデータです。