MicroWorld株式会社
環境
ブロックチェーンをベースにした分散型IoTプラットフォームで「つながるIoT」を実現
ブロックチェーン技術を基盤とすることで、無数のIoTデバイスのデータをリアルタイムで共有。センサー、AI、デバイス、人を自律連携させ企業間での横断的なモノの繋がりやデータのやり取りを実現します。
■サービス・製品紹介
ThingsLedger
IoTサービスの企画、開発、運用で成果を上げてきた弊社。その技術力を基に、データの収集や蓄積、スマートコントラクトによるデバイスの管理や自動制御を行うIoTプラットフォーム「ThingsLedger」を開発しました。ブロックチェーン技術を使い、それぞれの機能を分散管理していることが大きなポイントです。「ThingsLedger」で繋がっている全ての企業間でデータの共有が可能になり、高度な自動制御による管理ができるようになります。従来は難しかった企業や業界間でモノの行き来が円滑になり、弊社のコンセプトである「つながるIoT」を実現しました。
製品につきまして
「ThingsLedger」はブロックチェーンをベースに構成されたIoTフレームワークです。将来の企業や人、機械は共に仕事をしますが、お互いを完全に信用することはできず、IoTデータなどの情報を共有するのが難しいということが多々あります。こういった信頼問題をブロックチェーンが解決できると我々は考えています。 なお、現在多くのデバイスや機械のスマート化と自動化が進んでいます。将来的には、デバイスが独立し経済的判断 も行えるようになると考えています。例えばバッテリーが無くなった際に、デバイスが持つデータを販売しその資金を使って充電するといったことです。自律したIoTデバイスが増えると、それぞれに固有のIDや資産の保有を可能にすることで経済的判断を行う必要がでてきます。そのような未来にブロックチェーンによる分散型IoT基盤は必須だと考えています。
■サービス・製品の開発について
ブロックチェーン技術により、企業がお互いに信頼を提供できることがポイントです。
1人の管理者の元にデータが集められるわけではなく、分散管理されるため多くの人々がデータを監視し合う体制が整い、改ざんなどを防ぐことができます。弊社では、今年の2月に「ThingsLedger」を核とした物流管理システムを大手アパレルメーカーに導入しました。倉庫から物流業者を経由して店舗に送られ、実際に販売されるまでのデータの共有を実現し高い評価を得ています。現在は大手企業での導入が一般的ですが、今後は中小企業も視野に入れ幅広い分野での活用を目指していきたいです。
■セールスポイント
- センサー、AI、デバイス、人間を自律連携させることが可能
- ブロックチェーンを信頼基盤として、無数のIoTデバイスのデータをリアルタイムで共有させる
- 企業や業界間で横断的にモノがつながり、データ、価値、リソースのやり取りの自動化、自律化を実現
VOICE
代表取締役 杜穎富
IoTプラットフォームを扱っている企業は多くありますが、ブロックチェーン技術をベースとした分散型のIoTプラットフォームを開発しているメーカーはそれほど見受けれません。また弊社では、APIを用いて企業さまがお持ちの既存のシステムとも連携が取れる体制を整えています。これからも「つながるIoT」をコンセプトに、多くの方々の悩みを解決に導いていきたいです。
EXHIBITOR INFORMATION
MicroWorld株式会社
〒105-0001
東京都港区虎ノ門1-16-8 石井ビル3F
TEL： 03-6206-6866
■実績・導入事例・知的財産権
- 「ThingsLedger」は一部上場アパレル企業に「物流・在庫管理・配送」における新しいソリューションとして提供されております。具体的な導入事例としては、管理営業部門、倉庫、配送業者、店舗など多数の組織を同じコンソーシアム型のブロックチェーンネットワーク上に置いて、モノの在庫管理・棚卸し・横持ち・配送・廃棄などの情報を唯一のデータとして台帳に記録し、組織間でリアルタイムに共有可能になります。そして、在庫移動や所有権の移転情報も瞬時に連携されるため、分散技術により情報の改ざんリスクが少なく、システムの可用性と信頼性が高くなります。
■取引先として（五十音順/敬称略）
- 株式会社NTTドコモ
- 株式会社カローゼット
- TIS株式会社
- BI WORLD WIDE
- 富士通株式会社
- 株式会社ミライト
■連絡先
TEL： 03-6206-686
担当者名：Joe Meng、板橋 理恵子
掲載内容は2019年10月現在のデータです。