森田テック株式会社

環境

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小型・高精度・低コスト5G現場の声に応える画期的計測用アンテナ

5Gシステムの電波結合試験(OTA)において量産現場に対応してほしいという現場の声に応え誕生したアンテナカプラ。小型化によるコストダウンと精度向上を実現しました。

■サービス・製品紹介

第5世代移動通信システム 28GHz帯アンテナカプラ
本製品の特徴であるボックス型のアンテナカプラは、電波結合試験(OTA)において、現在の主流であるホーンアンテナ方式から30〜50%の大幅軽量化を実現。試験用のシールドボックスとあわせて販売しています。測定物と接触する距離まで近づけることができ空間伝送の影響を受けにくいため、測定の精度が向上しました。また、軽量化・精度向上により、コストダウンと試験時間の短縮が可能に。第5世代移動通信システム(5G)で検討されている周波数帯SUB6GHz(600MHz〜6GHz)やミリ波(24.5GHz〜43.5GHz)に対応しており、組み合わせ次第で、携帯移動体通信が網羅する全ての周波数に対応する試験システムが構築可能となります。

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■サービス・製品の開発について

「5Gの到来に向け、何かできることはないか」。3年前、営業と技術が交わしたちょっとした会話が本製品開発のきっかけとなりました。その後、「量産現場でも使いやすい測定器が欲しい」というお客様の意見を元に、WCDMAやLTEの対応で培った知識と経験を活かして小型のアンテナカプラを開発。コンパクトなシールドボックスでの測定は本製品が世界初であり、国際特許を取得しました。大型のタイプでもW156×H45×D125mmと卓上サイズであるため測定の手間と時間を大幅に削減可能。本製品を使用中のお客様からは「件数が多い試験の場合も簡単に対応でき、活躍している」と、好評をいただいております。

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■開発期間につきまして

2017年の展示会に出展から、3年という短期間で開発が可能となった理由は、優秀なエンジニアがいることと、会社の規模が小さいため、部署の垣根を超えて素早く動ける。

■セールスポイント

  1. 従来のホーンアンテナ方式に比べ大幅小型化
  2. アンテナカプラと測定物の距離が短くてよいため、測定精度や空間伝送の影響を受けにくく測定再現性に優れる
  3. 試験用途によりデスクトップサイズから構築可能。コストダウンと試験時間の短縮が実現

■今後の開発や展望につきまして

ボックスタイプのシールドボックスでの計測は世界初であり特許を出願しているため今後世界に発展する可能性もあります。そうなった場合も、現場の意見を汲み取り改良を進めていきたいと考えております。新規開発よりも今あるものをどのように改良していくかというところに重きをおいています。

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代表取締役 森田 治さん

理論だけでなく、現場の声に適切な解を持って臨むことを意識し、社員一丸となって日々開発や改良を進めております。本製品も現場の声を聞いた営業と技術の連携で開発が可能となり、お客様からも「ターゲットを絞って良い製品を出している」との声をいただいております。現状お困りの点やご希望がございましたらご相談ください。今後もお客様の生の声を聞き、製品の改良に努めて参ります。

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EXHIBITOR INFORMATION

ロゴ

森田テック株式会社

〒206-0804 東京都稲城市百村2133-4
TEL:042-401-6330

http://www.morita-tech.co.jp/ 関連企業サイト

■実績・導入事例・知的財産権

  • 国内大手キャリア3社に採用
  • 国際特許PCT/JP2018/026712

■取引先として

  • 5G関連のモジュール
  • 端末、基地局
  • 自動車等の各メーカー 等

■連絡先

TEL:042-401-6330
担当者名:佐伯 明徳

掲載内容は2019年10月現在のデータです。