観光・おもてなし
弊社は、多言語コンテンツの作成・更新管理ができる「QR Translator」を開発・提供しています。平時は観光情報の配信や防災訓練といった啓発活動にも利用できるなど、日常使いを想定した情報インフラ整備を目指しています。既存の仕組みを応用し、街中で災害情報を即時に受け取れる情報インフラ整備の仕組みとして、災害時の避難者状況や避難所情報を管理者に伝達して施策に活かすシステムの開発に取り組んでいます。
QR Translator(QRトランスレーター)は、空港や駅の案内板、観光スポットや展示施設の案内看板などに付いているQRコードをスマートフォンで読み取ると、翻訳文が自動的に表示されるサービスです。専用アプリは不要で、コードを読み取ればスマホの使用言語で表示されるので、誰もが手軽に使えます。39言語に対応し、機械翻訳と人力翻訳を選べるほか、音声読み上げも可能。登録内容はウェブ上で更新し、コードを貼り替えずプロモーションや最新情報などを次々と発信できます。最近はインバウンド観光客向けや海外展開向けの商品パッケージなどにも取り入れられています。
情報発信に加えて、どの言語の利用が多いか、利用者の位置情報などを収集できるほか、要望があれば多言語のアンケート調査も行います。デジタルで回収するため、書かれた文字が読みにくいこともなく、機械翻訳ですぐに日本語のレポートを提出できます。 観光などの案内に留まらず、来年度に向けて防災情報を発信する準備を整えています。普段は観光案内を出し、災害時にはそのエリアの避難誘導を表示するように設定し、観光に来ている外国人が自分で読み取って逃げられることが目標です。消防庁の避難誘導ガイドラインの検討部会にも参加し、精度の高い情報を伝えられるよう開発を進めています。QR Translatorはプラットホームとしてインフラの一番下の土台のようなもの。その上にさまざまなサービスを載せることで使い方は大きく広がるので、便利で有益なサービスをともに作り上げていきましょう。
最もご質問の多い「おみくじ」の内容について、外国人参拝者に対してどのように円滑にご案内するかという方策を模索し、複数の選択肢がある中で検討を進めていたところ、近年では所有率が非常に高くなっているスマートフォンを活用するシステムである「QR Translator」に辿り着きました。 外国人参拝者向けのツールで展開している一方で、日本人参拝者のご利用が多く、そして興味本意の導入から神社という場における斬新性に驚くと共に楽しんでいらっしゃるように思えます。ゆえに、当神社の話題性が上がり、結果的に良い方向へと運ばれております。
〒103-0022 東京都中央区日本橋室町1-6-3 山本ビル別館8F
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取引先として
連携先として
自治体/美術館・博物館/神社・仏閣/交通機関/メーカー/商業施設
日本・米国・ロシア・中国・香港にてビジネスモデル特許を取得済み
消防庁「外国人来訪者や障がい者等に配慮した災害情報の伝達・ 避難誘導のための試行訓練の実施」受託
多言語情報プロジェクト開発の専用アプリ「Mulpi」と連携
「先進的防災技術実用化支援事業」採択
Email/inquiry@qrtranslator.com
担当者名/末廣陽一