令和5年度 人財マネジメントハンドブック
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27教育訓練全体を示す体系教育訓練の目的教育訓練の内容教育訓練によって得られる技能知識その他の能力及びそのレベル教育訓練の対象者の要件教育訓練の対象者の選定又は選定方法社内公募による自薦と担当部長の推薦教育訓練修了後の能力向上の評価方法1級土木施工管理技士合格を持って評価点とする土木施工管理技士養成研修令和 年度教育訓練計画1級土木施工管理技士養成(1) 土木一般(コンクリート、基礎工事、建設機械、測量)に関する知識習得のための講義学習(2)施工管理に関する知識習得のための講義学習 (3)関連法規習得のための講義学習(1)土木工事現場管理のための知識(2)国家試験受験に対応する知識土木技術社員の中で、1級土木施工管理技士の受験資格を有する者図表2-15 教育訓練カリキュラム(例)(2)人材育成制度とその実施人材育成とは、望ましい未来を構成する要員をつくること、経営戦略に貢献できる人材に育てることです。具体的には次のとおりです。一定期間における個人の目標を設定し、面談をとおしてその目標達成に向けて管理する制度です。ただし、単なる進捗管理のためだけにではなく、職務遂行能力を身に付けさせること、目標を100%達成させることにより成長を促すことを目的にします。1on1ミーティングとは、直属の上司と部下が1対1で行う対話のことです。目標管理制度においても、半年に1度の面談を実施しますが、前述のとおり、目標を100%達成させることにより成長を促すという目的とは異なります。目標管理制度と何が異なるのかといえば、1on1ミーティングは、最低1カ月に1度、日々の業務について面談を実施します。短期で、その直面している課題について自ら解決を図れるよう促すのが面談の目的です。④計画的OJTOJTは、直属の上司または先輩社員が行うので、習得が早い、確実で効果が高いといったメリットがありますが、現場に任せきりなケースが多く、人によって差があることが問題になります。特に、計画的に行われていないために教わる側の育成に繋がりません。OJTといえども、何をどのように、いつまでにと計画を立てること(目標、習得すべき能力、OJTといえども、何をいつまでにどのようにと計画を立てること(目標、習得すべき能力、そそのために行わせる業務、実施機関、担当者)、実施したら必ずチェック(振り返り、フィードバッのために行わせる業務、実施機関、担当者)、実施したら必ずチェック(振り返り、フィードバック)をさせること、さらに他の訓練と一緒に組み込むことです。ク)をさせること、さらに他の訓練と一緒に組み込むことです。①人材育成制度の手法ア.目標管理制度イ.1on1ミーティング

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