人第5段階第5段階材の希少低高価第6段階第6段階値高第4段階第4段階66エキスパート・スペシャリスト型人材・専門実績・経験特化による【協働による成長】【協働による成長】■ 部門横断的なプロジェクト・チーム、■ 部門横断的なプロジェクト・チーム、 貢献マトリックス組織の構築マトリックス組織の構築■リアルタイムな情報システムの構築■リアルタイムな情報システムの構築定型業務型人材新規製品・事業創発型人材・自社固有技術に基づく 新製品、新規事業の 具現化、収益化熟練技能・技術発揮人材・固有技能・技術の発揮・後継者育成・組織ノウハウのナレッジ化第1段階第1段階第2段階第2段階第3段階第3段階■ 結果や問題の兆候に至る原因の把握からスタートする。■ ロジックツリー等、課題に対し複数の原因を構造的に見える化することで組織的対応を働きかけることが重要。【リーダーシップの危機】【リーダーシップの危機】◆ 組織の複雑化、経営の専門性の増加によるワンマン経営◆ 組織の複雑化、経営の専門性の増加によるワンマン経営の限界の限界【自主性の危機】【自主性の危機】◆従業員の自律性の欠如�指示待ち人間の増加◆従業員の自律性の欠如�指示待ち人間の増加【マネジメント・コントロール(統制)の危機】【マネジメント・コントロール(統制)の危機】◆ 事業、組織、地域の拡大によるトップマネジメントの統◆ 事業、組織、地域の拡大によるトップマネジメントの統制不足制不足【形式主義の危機】【形式主義の危機】◆ 手段、ルールそのものが目的化◆ 手段、ルールそのものが目的化◆ 環境変化への対応の遅れ◆ 環境変化への対応の遅れ【成長の危機】【成長の危機】◆イノベーションのジレンマ◆イノベーションのジレンマ◆ 成功体験のおごりによる基本事項・ルール遵守の欠如◆ 成功体験のおごりによる基本事項・ルール遵守の欠如【さらなる成長の危機】【さらなる成長の危機】◆ビジネスモデルの再構築◆ビジネスモデルの再構築◆国際規模のM&A◆国際規模のM&A■ 本来的な真の原因を特定できないと対症療法に陥るリスクあり。原因探求型・改良型成長の段階と重点施策成長の段階と重点施策【創造性による成長】【創造性による成長】■ 技術力と起業家精神の両方を持ち合わ■ 技術力と起業家精神の両方を持ち合わせた創業者による経営せた創業者による経営【指示・命令による成長】【指示・命令による成長】■ 機能を軸とした組織構造の整備、トッ■ 機能を軸とした組織構造の整備、トップダウンによる経営の浸透プダウンによる経営の浸透【権限委譲による成長】【権限委譲による成長】■ 事業部制、報酬インセンティブ制度の■ 事業部制、報酬インセンティブ制度の導入・深耕導入・深耕【調整による成長】【調整による成長】■ 本社が調整の監視を実施■ 本社が調整の監視を実施■ 製品群・事業毎のROI(投資利益率)■ 製品群・事業毎のROI(投資利益率)の重視とコントロールの重視とコントロール【アライアンスによる成長】【アライアンスによる成長】* アライアンス:業務提携、戦略的同盟* アライアンス:業務提携、戦略的同盟関係の構築関係の構築・経験習熟、マニュアルに■ 合併、持株会社の設立、企業のネット■ 合併、持株会社の設立、企業のネットワーク管理ワーク管理 基づく貢献*必要により派遣やアウトソーシング による代替検討図表4ー4 企業における人材構成の概念例図表4ー5 構想・設計の2つのアプローチ図表4-3 グレイナーモデル段階の概要図表4-3 グレイナーモデル段階の概要人材スキルの企業の独自性概要と特徴想定される危機・リスクの状況想定される危機・リスクの状況留意点 (2)構想・設計のアプローチ(1)人材ポートフォリオ(1)人材ポートフォリオ課題への対応について、以下の2つのアプローチを提示します。1つは、従来の品質管理手法人材ポートフォリオとは、要員計画における人材要件、組織内での人材構成となるもので、将来人材ポートフォリオとは、要員計画における人材要件、組織内での人材構成となるもので、将来に基づく原因探求・改良型で、もう1つはロールモデル(模範となる成功事例:ロールモデル)の環境・事業変化に合わせた人材構成と人材の質の基準をマトリクス表で示したものです。生産の環境・事業変化に合わせた人材構成と人材の質の基準をマトリクス表で示したものです。生産との比較によるベンチマークやデザイン設計(あるべき理想の形)を想定する中でその要素・要年齢人口の減少から、少数精鋭化にとどまるだけでなく時代の変化を見据えた新たな異能な人材年齢人口の減少から、少数精鋭化にとどまるだけでなく時代の変化を見据えた新たな異能な人材件を具備していくアプローチです。の組み合わせが求められます。の組み合わせが求められます。めざすべき事業領域とこれに必要な人材の役割・要件を書き出すとともに、限られた予算・条件めざすべき事業領域とこれに必要な人材の役割・要件を書き出すとともに、限られた予算・条件の中で、“どう最適化の組み合わせを図るか”の検討が必要となります。の中で、“どう最適化の組み合わせを図るか”の検討が必要となります。33構想・設計・運用を支える理論と技法構想・設計・運用を支える理論と技法
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