令和5年度 人財マネジメントハンドブック
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見えやすい部分見えにくい部分79*モチベーションの源泉内的要因*モチベーションの源泉*参考文献 「ファシリテーション・グラフィック」より編集*参考文献 「ファシリテーション・ベーシックス」より編集*仕事の評価図表4ー22 モチベーションの区分図表4ー21 ファシリテーションにおける論理・心理技法の展開図表4ー22 モチベーションの区分図表4ー23 キャリアの構図図表4ー23 キャリアの構図モチベーション動機づけモチベーションCAN DO個人としてめざすものやりたいこと外的要因内的要因思 考好き嫌い価値観外的要因目指す個人としてめざすものやりたいことWILLWILLMUST・報酬 ・役職(ステイタス)・名声、賞賛論理の領域・役割/責任意識  使命感、やりがい判 断・夢、自己実現・帰属意識・他者への献身意欲 ボランティア(奉仕)損得・採算感 情心理の領域・報酬 ・役職(ステイタス)・名声、賞賛・役割/責任意識  使命感、やりがい・夢、自己実現会社・組織としてやるべきこと、やらなければならないこと・帰属意識・他者への献身意欲 ボランティア(奉仕)人間関係自 我現実的対応としては、外的・内的要素を意識し、組み合わせて施策展開することになりますが、特現実的対応としては、外的・内的要素を意識し、組み合わせて施策展開することになりますが、特に重要なことは、内的要因をいかに仕組みとして組み込むかということです。一般的に「企業がに重要なことは、内的要因をいかに仕組みとして組み込むかということです。一般的に「会社が従業員に期待すること」と「個人が求めること」は、必ずしも一致するものではありませんが、一従業員に期待すること」と「個人が求めること」は、必ずしも一致するものではありませんが、一致する部分を増やすこと、輪全体を拡大することで人材の潜在的意欲を引き出すことが重要です。致する部分を増やすこと、輪全体を拡大することで人材の潜在的意欲を引き出すことが重要です。*下図「WILLの部分」と「MUSTの部分」現実的対応としては、外的・内的要素を意識し、組み合わせて施策展開することになりますが、特に重要なことは、内的要因をいかに仕組みとして組み込むかということです。一般的に「会社が従業員に期待すること」と「個人が求めること」は、必ずしも一致するものではありませんが、一致する部分を増やすこと、輪全体を拡大することで人材の潜在的意欲を引き出すことが重要です。*下図「WILLの部分」と「MUSTの部分」そのためには、将来のキャリアの姿をオープンな形で示すこと、同時に面談等による対話の機会を設定し、定期的に個人のニーズを把握するため、目標達成までのプロセス・ロードマップにつを設定し、定期的に人材個人のニーズを把握するため、目標達成までのプロセス・ロードマップいて議論する機会が重要です。について議論する機会が重要です。②面談の概要と基本要素面談は、「ストーリー、考えた言葉の工夫による動機づけ」と解釈されます。将来の目指すべきキャリア、個人の強み・弱みや目標管理においては、進捗の相互確認、成否の原因の掘り下げと次期展開の促進となるものです。(2)モチベーション①モチベーションの定義と区分モチベーションとは、「物事を行うための動機や意欲の源になるもの(刺激、熱意)」と解釈されます。図表4ー22に示すように、モチベーション(動機づけ)はその背景から外的要因と内的要因に動機づけ区分されます。外的要因とは、主に、報酬(お金)、ステイタス(役職願望)、周辺からの賞賛(名声)など、内的要因とは、役割/責任意識、使命感、やりがい等があげられます。あります。固定概念を緩和し、互いの考えの重なり合う部分をどう見つけ出すかのステップとなります。基本動作4:共通項を見つける�意見やアイデアだけでは考えも深まらず結論もまとまりません。参画メンバーの意見の共通項を探しだし、合意をつくるステップとなります。個人としてできること

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