9097非正規雇用の処遇改善賃金引上げと労働生産性向上長時間労働の是正柔軟な働き方がしやすい環境整備病気の治療、子育て・介護等と仕事の両立、障害者就労の推進外国人材の受入れ女性・若者が活躍しやすい環境整備女性・若者が活躍しやすい環境整備雇用吸収力の高い産業への転職・再就職支援、人材育成、格差を固定化させない教育の充実高齢者の就業促進働き方改革の実現処遇の改善(賃金など)制約の克服(時間・場所など)キャリアの構築働き方改革実現会議 働き方改革実行計画(概要)10年先の未来を見据えたロードマップより*働き方改革実現会議 働き方改革実行計画(概要)10年先の未来を見据えたロードマップより企業の付加価値額(粗利益額)=一人当たりの労働生産性 労働生産性向上策=設備投資×業務システムの改善×人材活性化働く人の視点に立った課題仕事ぶりや能力の評価に納得して、意欲を持って働きたい。ライフ・ワーク・バランスを確保して、健康に、柔軟に働きたい。ライフスタイルやライフステージの変化に合わせて、多様な仕事を選択したい。図表5-10 生産性向上に向けた働き方改革図表5-8 生産性向上に向けた働き方改革×従業員数(常用換算)×平均年間労働時間検討テーマ(2)労働生産性の重要性と向上策①労働生産性の重要性①労働生産性の重要性企業の収益を人材・組織の観点で表現すると以下のようになります。今後、国内の人口は減少が加速し、一人当たりの労働負荷が大きくなり長時間労働となります。今後、国内人口の減少が加速し、一人当たりの労働負荷が大きくなり長時間労働の常態化が懸長時間労働の常態化は、ストレスや疲労の蓄積から労働生産性を下げることとなり、付加価値額念されます。長時間労働の常態化は、ストレスや疲労の蓄積から労働生産性を下げることとなり、の減少につながりかねません。限られた労働力で生産性を上げるには、ライフ・ワーク・バラン付加価値額の減少につながりかねません。限られた労働力で生産性を上げるには、ライフ・ワーク・スの導入や働き方の見直しが必要となります。バランスの導入や働き方の見直しが必要となります。②労働生産性の向上策②労働生産性の向上策労働生産性を向上するには、以下の3つの手段が有効です。この中でも、人材活性化の効果が最も大きいとされています。人件費を投資ととらえ、ヒトへの投資が人材を活性化させ、労働生産性が向上し、企業の成長の原動力となることは、経営戦略にとって大変重要です。
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