令和6年度 人財マネジメントハンドブック
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pter pter pter Chapter Cha31234ChaCha巻末付録53*参考文献:『ファシリテーション・グラフィック』より編集図表3ー4 キャリアの構図個人としてできること個人として目指すものやりたいこと会社・組織としてやるべきこと、やらなければならないこと*仕事の評価*モチベーションの源泉WILL「欲求(motive)」が「意欲」になって持続的に遂行できるエネルギーのことをいいます。組織が働く人たちのやる気を上げることが組織マネジメントでは非常に重要です。従業員の「自己実現したい」欲求を満足させることにより動機づけます。このためには、「安全の欲求」と「社会的欲求」、「承認の欲求」を満足させることが前提となります。その土台となるのが「組織活性化」で、どれだけ「安心してコミュニケーションが取れて、評価されるか」で決まります。一般的に「企業が従業員に期待すること」と「個人が求めること」は、必ずしも一致するものではありませんが、一致する部分を増やすこと、輪全体を拡大することで人材の潜在的意欲を引き出すことが重要です。*下図「WILLの部分」と「MUSTの部分」そのためには、将来のキャリアの姿をオープンな形で示すこと、同時に面談などによる対話の機会を設定し、定期的に個人のニーズを把握するため、目標達成までのプロセス・ロードマップについて議論する機会が重要です。人は、期待されている程度(期待値)を計算し、期待値に見合った量・質の行動を合理的に選択し、主観的効用を最大にするよう動機づけられます。すなわち、期待されるものを明確化すると動機付けができます。①期待連鎖期待と報酬が「連鎖的」に関連付けられていなければ、モチベーションアップには繋がりません。目標達成を勝ち取る戦略で魅力ある報酬を獲得することを期待することが「期待理論」です。ど(1)やる気(モチベーション)とは(2)キャリアの構図(3)期待理論に基づいたモチベーション向上策(ブルーム)CAN DOMUSTモチベーション管理~組織3要素を明確にして企業成長につなげる~

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