令和6年度 人財マネジメントハンドブック
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pter pter pter Chapter Cha&1234ChaCha巻末付録57参考文献:経済産業省「ダイバーシティ2.0行動ガイドライン」より①ライン組織(部門別組織、直系組織)②ファンクショナル組織(職能別組織)③ラインアンドスタッフ組織 ④事業部制組織 ①マトリクス組織 ②プロダクトマネジヤー制 ③プロジェクトチーム(タスクフォース) ④ネットワーク組織 ⑤社内ベンチャー制度 ⑥カンパニー制度 ⑦フラット型組織(組織のフラット化) 主な他のコミュニケーション(現場、外部)図表3-10 経営上の取組のステップ組織形態組織形態図表3-9 組織形態ダイバーシティ・リーダーシップ(経営トップ)ロードマップ、ポリシーKPI 経営トップのコミットメント推進体制ガバナンス上司の指揮命令で部下が動く管理形態です。規模が小さく、職務内容が単純であるときには有効です。原則:命令一元性の原則、統制範囲の原則製造、営業、総務などの機能を単位化した組織です。企業規模が大きくなると、一部署の業務内容が膨らむため、分化した職能(機能)に分けたほうが、より効率の高い組織形態となります。機能(職能)、事業、地域エリアなどの業務遂行要素の組み合わせによる組織形態のことです。複数の商品や複数の海外地域での事業展開を実施するときには有効で、1人の従業員が複数の部門に所属し、事業を進める組織形態なので、中小企業の成長過程でも有効に使うことができます。インターネットやグループウェアの浸透により、既存組織を超えて情報を伝達することによって、不特定多数により組織をつくることをいいます。例えば、クラウドソーシングはWebサイトで事業内容を示し、募集して人選を行い、チームを組織します。このようなネットワーク組織では、課題解決に、部課の組織にとらわれずに協力する体制が可能になり、組織の壁を越えて、特定の問題に取り組むことができます。多様な価値観をベースにした組織マネジメントを通じ、多様な人材を活用して、顧客のニーズに見合った経営を実現するための組織運営のことです。多様な価値観により、創造性の高いアイデアが生まれ、課題解決力も増すことにより、顧客ニーズを満足させる経営につなげます。 ・経営戦略の一環として、「自社の競争力強化」という目的意識を持って戦略的に実施 ・多様な価値観を受容でき、方向性を見出すことができるリーダーの育成 ・理解が進んだ部署から組織化を開始し、ロールモデルをつくる(3)主な組織の形態①ライン組織(部門別組織、直系組織)(4)組織のフラット化(今後の発展的組織形態)①ダイバーシティ組織②職能別組織③マトリクス組織④ネットワーク組織・クラウドソーシング

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