人材の比率64100%0%図表3-20 オーバーアチーブする人材を増やす図表3-19 戦略マインドOAゾーン(オーバーアチーブ:Over Achieve)*ここの人数構成比を組織として 拡大していくAゾーン(アチーブ: Achieve)Pゾーン(プアー: Poor)が不在の状態顧客起点に基づくビジネスモデル(戦略)の構築「組織」と「戦略」が経営環境の変化の中で両輪として共に進化ア.経営環境の変化の中で、組織と戦略は共に両輪として進化していくとの前提に立ち、新たイ.このビジネスモデル構築(戦略)においては、常に顧客起点の考え方を忘れず、顧客と共有する「場」を企業活動のすべての中心に据えること(リアルタイムで顧客行動、潜在的顧客ニーズの収集・把握ができる体制にあること)ビジネスモデル(戦略)④目標管理制度とOKRここで言う戦略マインドとは、「環境や顧客の潜在的ニーズの変化を理解し、組織の進むべき方向や方法論を見つけ出す力」で、次の2つのポイントから構成されます。なビジネスモデル構築(戦略)とその具現化の意志を持つこと目標管理制度は、期初に目標を設定し、それに基づいて業務遂行状況を管理するマネジメントツールと位置づけられています。多くの企業が目標・業績とその評価のサイクルを回すためのツールとして利用しています。この目標管理制度については、「評価に影響するため、目標が低めになる」や「失敗を恐れてチャレンジを避けてしまう」などの問題も指摘されています。一方OKR(Objectives and Key Results)と呼ばれる手法がありますが、この仕組みの要点は企業・組織のミッション・存在価値を踏まえ、どう“結果”を出すかを重視・強化する機能があります。したがって従来の目標管理制度を自社流に修正、あるいは、運用にあたって創意工夫を加えれば従業員エンゲージメントの観点からも有効と考えます。参考文献:『組織力を高める 最強の組織をどうつくるか』東洋経済新報社より編集戦略マインド
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