令和6年度 人財マネジメントハンドブック
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pter pter pter Chapter ChaChaCha2経営戦略と人材・組織マネジメントは連動しているか将来のあるべき姿と現状とのギャップから経営課題を把握しているか欄1321233212312341リーダーを選抜し、計画的に3後継者の確保や後継者を支える人材を育成しているか自社の強みを効果的にPRし、求める人材像を明確化し、採用できているか2採用後の育成プランや研修制3人事制度(等級・賃金・評価)1社内は誰もが話しやすく、相談しやすい雰囲気があるか従業員と面談する機会を持ち、目標設定と成果について適切なフィードバックをしているか従業員は能力を高め、自分の成長につながるキャリア形成ができるか1ハラスメント、メンタルヘルスなどの対応ができているか勤務時間の変更(フレックスタイムなど)やテレワークなど勤怠管理において働きやすい環境があるか女性、高齢者、障がい者、外国人など多様な人材が活躍できる風土、仕組みがあるか企業価値を決めるのは無形資産(人的資本)にあり、投資家により情報開示が求められる時代になりつつあることを知っているか財務状況や経営状況を積極的に社外に開示し、企業価値の向上に努めているか財務状況や経営方針の開示により、従業員の行動への意識付ができているかどうか巻末付録85企業名            チェック日  yyyy/mm/dd区 分1.未来を見据えた経営戦略2.リーダー育成、経営人材の育成3.人材の確保、育成4.組織風土、エンゲージメント5.働きやすい環境、ダイバーシティ6.情報開示、見える化当てはまる →4当てはまるが、課題あり →3これから着手したい →2→1当てはまらない ※ チェック欄に1~4の数値を入力してください  (プルダウンメニューからも選べます)「人財クイックチェックシート」 ※Microsoft Excelをお使いくださいチェック項目経営理念及び5~10年後の経営ビジョン、経営目標はあるか育成しているかリーダーは部下を育成し、組織をマネジメントできているか度は整っているかがあり、機能しているかチェック会社の存在価値や社会的役割、将来ありたい姿や未来像を描き、社内外に開示し、理解浸透をはかっている。会社のあるべき姿や経営戦略を描き、その戦略の実現に必要な人材の採用や育成、活用を行っている。現状の見えている問題のみ対処するのではなく、将来あるべき姿から逆算して、今対処すべき経営課題を整理できている。継続的な成長には次世代リーダーの育成が欠かせないことを理解し、リーダー候補者を早い段階で選抜し、研修や教育を行っている。リーダーは部下に対して組織目標を示し、適切に教育し、かつチーム全体のモチベーションを高めることで、組織の生産性向上や収益性向上に貢献している。事業承継を行う上で、世代交代後の組織づくり(後継者及び経営人材の選抜と育成)に着手している。会社の特長・強みや業務・職種内容をわかりやすく表現し、HP、求人票に反映している。希望のポストや職種に就くためのスキルや経験を積むための道筋(キャリアパス)を明確にし、必要なスキルやノウハウを習得できる社内または社外研修などがある。人事制度があり、適切に見直しが行われており、従業員のスキルアップやモチベーションの向上につながっている。社内のコミュニケーションは活発で、明るく開放的な組織風土で、風通しが良い。困ったことも相談しやすい雰囲気がある。上司は面談を通じて、部下の一人ひとりと向き合い、信頼関係を構築し、部下の成長を促す働きかけを行っている。従業員は研修などによる能力開発の機会があり、自身のキャリアを積み重ねながら、活力や情熱を持って仕事に取り組める。ハラスメントやメンタルヘルスの相談窓口が設置され、社内に周知されており、困りごとの解決に対応することができる。従業員が十分な能力を発揮できるよう、多様で柔軟な働き方を認め、制度づくりや社内環境の整備を進めている。属性を問わず、多様な価値観や異能を含めた個々の才能を理解し、受け入れて、共に働ける組織風土がある。上場企業を中心に人的資本の開示が義務付けられている。企業価値を決めるのは人的資本であり、人財投資の必要性や対応についての危機感を持っている。上記の社会情勢の変化への対応のため、企業情報の開示を積極的に行い、持続的な成長に努めている。経営方針や財務状況が開示されており、従業員はどのような働きをすれば企業の利益に貢献し、組織の成長につながるかを理解しており、日々の業務で実践している。チェック項目の補足説明

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