安全・安心、防災
いざという時に私たちの安全を守る「避難誘導標識」。有明電装は「無機EL発光体」を活用して、昼夜を問わずLEDや蛍光灯をはるかに超える見やすさ(視認性)を確保。停電時にも安心なソーラーパネル付きで、1週間光に当たらなくても発光できる最新機能を搭載しています。
当社が開発した「ソーラー式・避難誘導標識」は、これからの時代に主役となっていく「無機EL発光体」と究極のエコパワー「太陽エネルギー」を組み合わせた防災システムです。無機ELの特長の第1は、LEDを含むどの発光体よりも消費電力が少ないこと。そこに独自開発の小型バッテリー制御方式とソーラーパネルを組み合わせることで、晴天雨天に関係なく1週間、無日照でも点灯できます。必要な電力はすべて太陽エネルギーでまかなうため、電気料金はかからず、電気工事も不要、電源のない所(写真上:津波避難場所サイン)にも設置できます。また、照度センサーにより、季節に関係なく明暗をコントロール、最適なタイミングで自動で点灯・消灯します。
無機ELの第2の特長は、点発光のLED等と異なり、面発光ができること。美しい光を均一にむらなく発するため、目に優しく、視認性(見やすさ)では他の追随をゆるしません。煙や水の中でもLED等よりも見やすいため、避難時の誘導灯として、あるいは水難や火災等の救助時の使用にも最適です。第3の特長は他の発光体と比べて圧倒的に薄くて軽く、曲げても折っても光り続ける強さを備えていること。その薄さは名刺と同程度。最近ではその特長を生かして、夜間に自転車に乗ったりジョギングや登山等を楽しんだりする際にワンタッチで着用できる安全ベルト「lumibelt(ルミベルト)」(写真)も開発。また、紙のように折れるので、ディスプレー用にEL折り鶴「祝い鶴」等の販売も行い、喜ばれています。この紙のように薄い無機ELシートを既存の標識や看板に貼れば、簡単に電光掲示板に変えることもできます。このようにさまざまなシーンで活用できるのが次世代型の発光体、無機ELなのです。
LED製品を含む他の発光素材と比べ、無機ELの良さを最大限発揮する装置設計に心血を注ぎ、環境対応と省エネ対応で絶対的な優位性を保つことに腐心しました。特に今後の国際的なビッグイベントを控えて、いかに安心安全のスローガンに応えた製品づくりになっているか――社会的な評価が待ち遠しい反面、まだまだ不満足な開発製品であるとの認識です。
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取引先として
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【特許】
平成25年度 太陽エネルギーによる省電発光標識
平成25年度 無機ELシート用スライド式ワンタッチコネクター
平成27年度 無機EL光音誘導システム
【商標登録】
平成27年度 無機EL発光体とジグビー無線の一体化標識
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担当者名/秋山秀一