中小企業地域応援ファンド事業とは
平成20年度に開始された地域振興のための事業です。年2回の募集が行われており、第13号までで、採択された事業は286件に達しました。
応援ファンド事業によって交付される助成金は、「地域資源活用イノベーション創出助成金」と呼ばれますが、この助成金の採択が、応援ファンド事業の採択を兼ねています。
応援ファンド事業は間口が広く、新規創業者やNPOの申請も可能となっているため、申請前はもとより申請後も引き続き採択者を支援する仕組みが備わっています。これが地域応援ナビゲータの制度です。応援ナビゲータは、商工会議所や商工会、企業家育成を行うNPOなどに配置されています。
平成20年度の事業開始以来、東日本大震災や国際関係の影響もあり、やむを得ず中断を余儀なくされた事業もありますが、その一方で、応援ファンド採択をきっかけに事業を大きく展開させている企業・団体も少なくありません。
製造業からサービス業、さらに創業予定の個人までカバーする間口が広さというメリットをもっと知っていただくため、過去３回にわたりモデル事業の発表会を開催しています。
モデル事業は、応援ファンドの原点に立ち返り、地域資源活用／社会課題解決を通じて、その事業が地域振興にどれだけ寄与しているかという観点により、公社の専門相談員らが選定しました。今回は、平成24年度に事業終了している案件が対象となっています。事業の幅があまりにも広いため、採択件数の多い都市課題解決型の事業を「社会サービス系」「ものづくり系」に分け、これに「地域資源活用型」を加えて、全体を３区分に分類し、それぞれ各１社ずつ、ご登壇いただきました。
□ 問い合わせ先 □
総合支援課 担当：庄司・津田
TEL：03-3251-7881
