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公社のDX推進の取組

公社のDX推進の取組について

 公益財団法人東京都中小企業振興公社(以下、「公社」といいます。)は、東京都における中小企業の総合的・中核的な支援機関として「経営相談」、「助成金」、「販路拡大」、「人材支援」の分野をはじめとした各種支援事業を提供し、東京の経済活性化と都民生活の向上に寄与することを目的に運営しています。

 公社は設立より約60年経ちますが、この間支援事業も大きく拡充してまいりました。特に近年は、デジタル技術の発達によりデジタルトランスフォーメーション(DX)の取組や、AIをはじめとした最先端技術が開発されその活用が推進されるなど、取り巻く環境が日々進歩しています。

 こうした中で公社では社内のDXを推進するため、令和7年3月に「公社DX戦略」を策定しました。
このDX戦略では、社会の変化及び顧客の変化を分析し、今後の公社支援の方向性を2点掲げています。
1.多様な企業に対する最適な個別提案
経営課題についてAI等の先端技術を活用して分析し、中小企業に対して、適切な支援メニューを効率的・自動的に提案する仕組みを構築していくこと。
2.東京の牽引企業に対する支援策の拡充
地域の中心となる企業を重点支援し、成長モデル企業を創出・分析することで新たな施策提案を行うこと。

 今後、公社が社会や顧客の変化に対応していく際の課題は、①業務の効率化、②情報の一元管理、③データの活用、④DX人材育成、⑤セキュリティ強化、があります。

 これらの課題解決に向けた公社DXビジョンは、次のとおりです。
「DX推進によりデータ蓄積と活用を図り、多様化する都内中小事業者等の顧客に対し、成長段階に応じた様々な支援メニューを提供して、顧客の事業拡大の支援を図ります。」
今後は、公社DX戦略を推し進め、経営理念である「お客様に信頼され、効果的で質の高いサービスを提供できる総合支援機関」を目指してまいります。

令和7年4月           
公益財団法人東京都中小企業振興公社
理事長  中西 充

□ 問い合わせ先 □
企画管理部 企画課
TEL:03-3251-7897