ビジネスプラン募集開始

※第2回東京シニアビジネスグランプリ・ファイナルのアーカイブ配信(録画配信)は終了いたしました。

東京シニアビジネスグランプリについて

「東京シニアビジネスグランプリ」は定年退職後等の選択肢として起業を普及促進する事を目的に、東京都内で起業を目指すまたは東京都内で起業後5年以内の55歳以上を対象としたビジネスプランコンテストです。
今年度は「始まる、55歳からの起業」をテーマに開催。総勢125名のエントリーを頂きました。
書類審査、面接審査を経てファイナリスト10名を選出し、令和4年2月6日(日)に「東京シニアビジネスグランプリ・ファイナル」をオンライン開催しました。

結果発表

最優秀賞

深津 チヅ子さん

高齢母にトキメキを届ける装い&ラボ事業

小寺 英志 さん

地域密着型賃貸入居者向けコールセンター

小野 実さん

新規書類管理システム

オーディエンス賞は YouTube Live 視聴者の投票により決定いたしました

竹下 佳孝さん

金融商品を販売しないライフプランコンサルティング

第2回東京シニアビジネスグランプリ 審査委員長講評

各務 茂夫氏 審査委員長
各務 茂夫氏
東京大学 大学院
工学系研究科 教授
日本ベンチャー学会 会長

第2回東京シニアビジネスグランプリ、125件ものエントリーの中から選ばれた10名のファイナリストの皆さま、ここまでに至るだけでも素晴らしいことだと本当に思います。まずは「おめでとうございます」と、申し上げたいと存じます。

さらにこの日を迎えるまでの間には、ご家族の方、あるいはご友人、ご同僚含めて様々な方がご支援をされたと思います。こういった関係各位に改めて敬意を表したいと存じます。

さて、毎度のことかもしれませんが、皆さま素晴らしいご提案でしたので、審査は大変厳しいものでございました。

こうした中、経営理念・ビジョン、あるいはビジネスモデルの実現性や収益性、事業性、市場に対する理解ということで、競争環境などどのぐらい踏まえてご提案されているか、さらに計画の妥当性、最終的にはこのビジネスプレゼンテーション力というのがどこまであるのか、人を巻き込むということで言いますと表現力も重要だということなどを念頭に置きまして、トータルとして、どの方が最優秀賞に値するか、次に続く方はどうかと議論致しました。接戦でしたので、議論も尽くしました。

一方で、最終的に審査員がトータルで考えたのは、これまでのキャリアやご経験、その中で培われました様々な積年の想い、問題意識がベースにあってこういったものを活かして事業として問題解決にあたると。さらには、これが東京の中においてロールモデルとしてふさわしい方はどういう方かというようなことを全体としては考えながらディスカッションを深めていきました。

ここでは、最優秀賞、優秀賞、奨励賞を受賞されたお三方につきまして少し触れさせて頂きたいと思います。

まず、奨励賞の小野さんですが、これまでまさに書類の管理システムという事で発明をなされて、実際に実績をあげられていると思います。今回は発明者というところから、少し営業あるいはもっと、のりしろを出して、顧客に近づくということをやりたいという意味において、お一人で発明されたといった世界から、場合によっては営業もやり、様々な事をやることを通じて今後雇用を創出し、事業として大きなものにして頂くというような部分をもって今回奨励という言葉を使わせて頂いております。是非とも大きな事業にして頂きたいと思っております。

優秀賞の小寺さんですが、長年にわたるマンション管理会社のご経験を通して、その中で社会課題として顧客が抱える悩みを凄く認識されて、今回の地域密着型コールセンターという発案でございます。審査員の中ではこういった事業はやっぱりオペレーションが難しいことがあることは十分承知しているのですが、ただこれまでのご経験を活かして、特にギグワーカーを含めオペレーションを品質管理までやろうとすると大きな課題があると思います。でもぜひチャレンジして前に進んで頂きたいと思います。

最優秀賞の深津さんでございますけれども、先ほどの受賞コメントにすべて凝縮されているように思います。今日のご発表の中でもお母さまのチョキチョキ事件というようなお話がありました。想像するだけでも相当ショックがあったわけですが、それをショックだと受け止めるのではなく、実際にアクションを起こし、今日もご自身がお召しになっていると思いますが、そういうものを作られて、そしてそれに向かって先に進んでいらっしゃる。このアクションを伴うような形で事業としてのりしろを出されるところに、審査員の今回の大きな評価があったと思います。既に新しいモデルまでも開発されたということでございますし、さらにいうならば「ときめき」って言葉もおっしゃっていたように、この「ときめく」という言葉の意味合いがどういうものかということをさらに深めて頂いて、大きな事業にして頂ければと思っております。

今回、それぞれのビジネスプランが、やはり皆さまの視点から考えて社会課題に対する問題解決ということと、さらに言うならばこれまでのご経験をフルに活かしてチャレンジするという意味合いにおいて、このコンテストの意味があったということを改めて感じます。

ファイナリストの皆さまには是非とも事業化に向けて前に進んで頂き、東京における大きなロールモデルになって頂きたいと思います。

最後になりますが、10名の方々に改めておめでとうとお伝えし審査講評とさせて頂きます。皆さま、おめでとうございました!

当日の様子

ファイナリストプレゼンの様子

基調講演「55 歳からの幸せな独立戦略」
前川孝雄氏 株式会社 Feel Works 代表 取締役

表彰式

第2回シニアビジネスグランプリ ファイナリスト

市橋 尚子さん

市橋 尚子さん

日仏間研修コーディネート事業

鈴木 桜子さん

鈴木 桜子さん

もっと身近に楽しく統計リテラシ-拡大事業

小野 実さん

小野 実さん

新規書類管理システム

竹下 佳孝さん

竹下 佳孝さん

金融商品を販売しないライフプランコンサルティング

柿田 京子さん

柿田 京子さん

NFTと虹彩アート活用のバーチャル墓地

塚田 勝之さん

塚田 勝之さん

人の繋がりや思い出を地図に残すアプリ事業

小寺 英志さん

小寺 英志さん

地域密着型賃貸入居者向けコールセンター

深津 チヅ子さん

深津 チヅ子さん

高齢母にトキメキを届ける装い&ラボ事業

菅野 裕靖さん

菅野 裕靖さん

水銀フリ-によるオゾン濃度測定装置

藤田 正典さん

藤田 正典さん

AIを用いた企業の健康診断プラットフォームの構築

ビジネスプランダウンロード
当日プログラム、ファイナリストビジネスプラン内容を掲載したパンフレットがダウンロードいただけます。
東京シニアビジネスグランプリtwitter

ー 主催 ー
公益財団法人東京都中小企業振興公社

ー 後援 ー
独立行政法人中小企業基盤整備機構、東京商工会議所、東京信用保証協会、一般社団法人東京都中小企業診断士協会、
東京都立産業技術大学院大学、株式会社東京きらぼしフィナンシャルグループ、
株式会社きらぼし銀行、朝日信用金庫、西武信用金庫、昭和信用金庫、城北信用金庫、
多摩信用金庫、株式会社日本政策金融公庫、東京中小企業投資育成株式会社

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