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「ものづくり産業基盤強化グループ支援事業」支援対象グループ“第3号”が決定しました

公社は、東京都と協力して、「売れる技術」を創り出すため、開発・生産・営業体制の強化に共同で取り組む中小企業グループを支援する「ものづくり産業基盤強化グループ支援事業」を実施しています。

このたび、第3号として、下記4グループを選定しましたのでお知らせします。選定されたグループには、今後、半年~2年半にわたり共同事業に要する経費の一部を助成するほか、各分野の専門家等を事業推進チームとして派遣し、グループの共同事業をきめ細かくサポートしていきます。

支援対象グループの概要(50音順)

No. 事業者名(受付順) 概 要
1 気象水文測器開発グループ 【代表企業】株式会社ソニック
【構成企業数】3
【共同事業テーマ】
次世代型自動気象水文観測システムの開発
【内容】
南海トラフ巨大地震等の被害想定による日本の島しょ・沿岸地域の防災観測網の拡充や東南アジア等の新興国における防災・減災観測網の自動化支援を目的とする。3社で連携して自動気象観測センサや通信システム等の開発を行うことにより、設置環境や、インフラ環境が劣悪な場所でもWMOガイドラインに沿った精度と即時性で長期に気象データを収集でき、耐久性に優れた次世代型自動気象水文観測システムの開発に取り組む。
【事業計画期間】
平成25年8月~平成28年1月
2 技術と市場の創出プロジェクト 【代表企業】有限会社篠原紙工
【構成企業数】3
【共同事業テーマ】
印刷加工の技術と市場を創出するプロジェクト
【内容】
印刷加工を行っている3社が保有する折り、中綴じ、ノリ綴じ、抜き、リング製本、特装本、天のり、丁合、穴あけ、断截の技術を共有することにより、これらの技術の新たな使用方法や複数の組み合わせによる新技術を創出し、魅力的な紙文具の試作・開発に取り組む。また、販売の仕組みを確立し、印刷業界における新たなビジネススタイルの提案に取り組む。
【事業計画期間】
平成25年8月~平成26年4月
3 ドライアイス洗浄技術研究会 【代表企業】エコシステムエンジニアリング株式会社
【構成企業数】3
【共同事業テーマ】
ドライアイスブラスト負圧集塵技術を使ったPCB除染システムの開発と販売体制の構築
【内容】
PCBの除去における二次汚染・被ばく・拡散を防止するため、長距離化したドライアイスブラスト(ガンホース)により効率的に汚染物質を除去し、負圧高性能集塵機により確実に捕集する技術を開発する。グループを構成する各社のもつノウハウを集中し、総合化することで、対象範囲を100mまで長距離化したガンホース、集塵機を付加したドライアイスブラスト及び除染後機器のPCB濃度含有測定システムの開発に取り組む。
【事業計画期間】
平成24年8月~平成25年6月
4 両面投影ステッパーシステム開発グループ 【代表企業】株式会社清和光学製作所
【構成企業数】3
【共同事業テーマ】
次世代高機能パワー半導体用両面投影ステッパーシステムの開発
【内容】
パワー半導体デバイスとは、電力変換・制御を行う半導体部品であり、家電、分散電源、自動車等、広い分野で使用されており、今後もニーズの高まりが予想されている。そのため、高性能化と低コスト化が求められている中、現状の製造過程では、パターニングプロセスに様々な問題点が存在する。これらの問題を解決するため、3社が連携し、大型ウエハ対応両面投影ステッパーシステムの開発・試作に取り組む。
【事業計画期間】
平成25年8月~平成26年7月

□ 問い合わせ先 □
助成課
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