製造業、流通業、情報通信、サービス業等、幅広い業種の企業にご参加いただいています。
受講者は、30代から40代が中心ですが、20代や50代の方の参加もあります。課長、部長、工場長、マネージャーなど、経営者を支える次世代リーダーの参加が多く見られます。
当事業では役職や年齢は指定していませんが、中長期的に、経営者を支える人材として育成したい社員の方が対象となります。参加にあたっては、業務との両立が必要となるため、申込みの経緯や会社として期待することについて受講者に説明をしていただき、受講者の参加意欲を高めていただくことをお勧めします。申込みにあたり、意思疎通が不十分な場合、受講者のモチベーションが上がらず、期待する効果が得られない場合があります。募集期間中に経営人財NEXT20について説明会を開催していますので、経営層の方や受講予定者の方にもご参加いただくと、経営人材の選定方法や、実際の受講のイメージが沸くと思います。
・経営人材として講座を受講していただきます。その後、経営層の協力の上、ワークショップ(全2回)を実施し、自社の成長戦略を策定し、経営人材として能力を伸ばすための具体的な取組みテーマを決めていただきます。
・取組みテーマについては月1回コーディネータが、貴社を訪問またはオンラインでサポートします。日程は受講者とコーディネータとの調整の上、実施することができます。
・個別支援では、毎回宿題が出されるので、受講者自身の業務との両立のため、経営層や社員の方と社内調整が必要な場合もあります。それらの社内調整能力も経営人材に必要な要素と考えています。1年後には受講者が一同に集まり、取組みテーマに対する成果発表会を行います。
講座については継続して受講いただけますが、ワークショップや個別支援に必要な内容が含まれていますので、できる限り全ての回にご参加ください。欠席回の補講はありませので、自主学習をお願いします。
経営人財NEXT20は講座、ワークショップ、個別支援を一体化しているプログラムのため受講者の途中の変更はできません。継続的に参加していただき、取組みテーマを進めていただく必要があります。
ワークショップはご参加いただき、SWOT分析で自社を取り巻く外部環境について受講者に助言アドバイスをお願いします。ワークショップが終わり、取組みテーマが決まった後の個別支援については、基本的に受講者とコーディネータで進めていきますので、見守っていただくような立ち位置でお願いしております。
取組みテーマの実施を通じた人材育成を事業目的としているため、支援期間(1年間)が終ると終了となります。終了後は受講者を中心として自社で取組みを展開していただきますようお願いします。内容によっては、公社の他支援をご紹介できる場合がありますので、ご相談ください。
経営人財NEXT20は経営者を支える人材育成事業です。各部署のリーダー育成とは異なります。そのため、経営層を交えたワークショップで2名同席いただくことで、経営者と同じ全社視点・構想力を持っていただきたいと考えています。個別支援においても、二人同時に行うことで、他部門の取組みを知ることができ、自社の事業を俯瞰して見直すことができると考えています。
成長戦略は会社全体を見て策定するため、受講者が2名であっても同じ成長戦略であることが望ましいですが、その中で実施する具体的な取組みテーマについては、策定した成長戦略に基づいていれば、一つに合わせる必要はなく、受講企業の判断で別々のテーマに選定していただいて構いません。
申込内容をもとに「受講意欲」「事業目的との適合性」「継続受講可能性」の観点から、選考を実施し、受講企業を決定します。受講者に対する質問と、経営層に対する質問がありますので、それぞれ対象の方にご回答をお願いします。