2008年2月14日付け水産経済新聞にて
株式会社ジェックの「鉄道コンテナ用活魚ユニット」が紹介されました。
現在、九州などの漁場から築地市場まで活魚を輸送するにはトラック輸送が利用されています。
株式会社ジェックでは、鉄道コンテナを利用して活魚を輸送できる鉄道コンテナ用活魚ユニットを開発しました。このシステムは鉄道を利用することで、トラック輸送に比べて二酸化炭素の排出量が極めて少なくて済み、人件費の削減にもなるといった利点に加え、一つのコンテナを3つのユニットに分離することで温度帯の異なる魚種の運搬が可能となっています。また、活魚の鮮度を維持するため、溶存酸素率や水温の調整が可能となっており、水産物に限らず他の食品の運搬にも活用できます。実験では佐賀県の伊万里市から東京築地までヒラス(ヒラマサ)44尾・タイ180尾・ヒラメ200尾を運搬し、いずれも鮮度は良好なまま到着しました。往復で活用すれば、小規模事業者などにも気軽に利用できるシステムとして今後の利用者の広がりに期待しています。

公社との支援の関わり
平成18年度中小企業物流効率化推進事業を活用して、同製品の開発を行いました。

メディア媒体・イベント等
2008年2月14日付け 水産経済新聞

連絡先
株式会社ジェック
TEL:042-300-4519 / FAX:042-300-4520
URL:http://www.e-jec.net/
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助成課
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