設備投資支援
設備投資加工機コスト削減
株式会社三功工業所
最新の円形ダンパー成型加工機を導入し年間約500万円のコスト削減を実現
支援内容
革新的事業展開設備投資支援事業(平成29年度採択)
事業計画テーマ:防災ダンパー成形機の導入による軽量化と性能の向上


課題・取組内容
- 防災用円型ダンパーは、火災の発生などによって熱でヒューズが溶けると、ストッパーがはずれて可動弁が閉じ、火や煙の拡散を防ぐ。
- 同社では部品は手作業でビス留めしてきた。ビスはダンパーの大きさによって4〜8カ所も取り付けなければならず、生産数は1日約500〜600個にも上り、作業負担が大きいことが課題。
- ビス留め作業を不要にする工程を考案するとともに、最新の円形ダンパー成型加工機を導入。
主な成果
- ビス留め作業が不要となり、3人で行っていた作業が1人で実施可能。
- 導入した部門では生産性が25〜30%向上。
- 製品が一体成形となったため、ストッパーにしていた鉄部品なども不要になり、年間約500万円のコスト削減を実現。
- 製品の重量を約5%低減するという軽量化も実現。
COMPANY
企業名 | 株式会社三功工業所 |
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設立 | 1960年 |
代表者 | 代表取締役社長 三ツ橋 一弘 |
従業員数 | 108名 |
資本金 | 8,800万円 |
本社 | 東京都大田区京浜島2-7-6 |
事業内容 | 空調・防災用ダンパーの設計・製造・販売 |
備考 | 空調用・防災用ダンパーの専門メーカーとして国内3位 |
WEBサイト | https://www.sankoh-product.co.jp/ |