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TOKYO逸品 ~企業が歩んだ物語~

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 都内中小企業が生み出した商品にスポットライトを当て、その魅力や開発ストーリーをご紹介します。興味を惹かれる商品がありましたら、一度、各企業のWebサイトをご訪問ください。(毎月更新)

最新号:KOEDO川越硝子
その製法ゆえの輝く美しさ

培った技術を、新たな領域に生かしきる

KOEDO川越硝子
その製法ゆえの輝く美しさ

 美しく繊細な切子の酒器ですが、これ、何代も続くような職人工房から生まれたものではありません。電子ディスプレイの開発を得意とする企業の手から生まれています。どうして?
 そこには必然ともいえる背景があったといいます。10年ほど前から国内のディスプレイ業界は海外勢に押され始めます。「このままでは生き残れない」との危機感が同社にはあった。ならばどうするか。社内にはガラスの加工技術がある。具体的にはケミカルエッチングの領域で培った、きわめて高い能力です。
 さあ、こうした精緻な加工技術を用いて何をつくるか。「グラスがあるじゃないか」と判断します。従来から職人の世界に根づく切子の手法に、同社が有するエッチング技術を組み合わせてみると…。「従来の切子では出せない模様を表現できてしまいました」。切子の技法による制約がなく、ほぼ自由に美しい図柄をグラスに描くことができるとわかりました。
 画像にある酒器ですが、その側面や底面に桜の模様を配していますね。これはエッチングによる表現だそうです。「エッチングだからこそ果たせたんです」。その結果、酒を注いで手に取ると、透明感ある図柄が映える、このぐい呑みが完成。
 開発を通して「難局のもとでも前を向く空気が社内に醸成されました」。すでに百貨店などからの引き合いがあるそうです。

その製法ゆえの輝く美しさ

商品情報

商品名 KOEDO川越硝子
企業名 株式会社フォアサイト
Webサイト https://www.foresight-web.biz/別タブで開く

語り手

北村 森(キタムラ モリ) 氏

北村 森(キタムラ モリ) 氏

1966年生まれ。「日経トレンディ」編集長を経て独立。
消費トレンド分析、商品テストを専門領域に活動。
サイバー大学IT総合学部教授(地域マーケティング論)。

SNS:https://www.facebook.com/mori.kitamura/別タブで開く

北村 森(キタムラ モリ) 氏

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