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TOKYO逸品 ~企業が歩んだ物語~

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 都内中小企業が生み出した商品にスポットライトを当て、その魅力や開発ストーリーをご紹介します。興味を惹かれる商品がありましたら、一度、各企業のWebサイトをご訪問ください。(毎月更新)

最新号:リッチメランジ ラムズウールニットジャケット
おじさんがサマになる一着

「どうあるべきか」を突き詰めたから…

リッチメランジ ラムズウールニットジャケット
おじさんがサマになる一着

 アパレル業界の大手企業に35年間勤めてきた男性が58歳で起業して、男性向けニットジャケットづくりに臨んでいます。
 デザインコンセプトは「おじさんにとって着心地よく、シルエットがきれいに映えること」。実際に手にしてみると、着る人のリアルにとことん寄り添う一着だと実感できます。優しい風合いで、仕事にも遊びにもはまり、しかもシワがつきにくいつくり。折りたたんでキャリーケースに躊躇せず収められます。ジャケットの素材はコットン、麻、カシミヤ、それに新作のラムズウールとありますが、いずれにも共通する強みです。
 代表は35年間の企業人時代、思い悩んでいたことがありました。「毎シーズン、半年ごとのゲームを続けるばかりでいいのか」と…。季節の終盤にセールへ回して最後は廃棄処分するのを見越した原価計算を繰り返すのは、最初に購入してくれた消費者をないがしろにする考え方だし、なにより廃棄がつらい。
 起業するにあたって決めたのは次の指針でした。セールを前提とせず、原価率を高め、長く売れる商品をつくる。生産は国内で行い、日本のものづくり技術を生かしきる。みずから立ち上げるECサイトでの販売を主体とし、中間コストを省く。
 2021年の起業。消費者からの共感を呼び、リピート購入率は約25%だそう。意義のある数字であると私は思います。

おじさんがサマになる一着

商品情報

商品名 リッチメランジ ラムズウールニットジャケット
企業名 フェイバニッツ合同会社
Webサイト https://store.favorknits.co.jp/別タブで開く

語り手

北村 森(キタムラ モリ) 氏

北村 森(キタムラ モリ) 氏


1966年生まれ。「日経トレンディ」編集長を経て独立。
消費トレンド分析、商品テストを専門領域に活動。
サイバー大学IT総合学部教授(地域マーケティング論)。

SNS:https://www.facebook.com/mori.kitamura/別タブで開く

北村 森(キタムラ モリ) 氏

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