トップ > 公社の制作物・発刊物・冊子 > Tokyo BizBeat > TOKYO逸品~企業が歩んだ物語~ 最新号

TOKYO逸品 ~企業が歩んだ物語~

TOKYO逸品トップバナー画像

 都内中小企業が生み出した商品にスポットライトを当て、その魅力や開発ストーリーをご紹介します。興味を惹かれる商品がありましたら、一度、各企業のWebサイトをご訪問ください。(毎月更新)

最新号:つやのふく
シニアにこそ、おしゃれを

既存商品への疑問から、すべては始まる

つやのふく
シニアにこそ、おしゃれを

 課題解決も、新商品の開発も、ふと抱いた「違和感」を見逃さないところから始まるのだ、と再認識させられた話です。
 ひとりの女性が、当時85歳だった母親の服選びで苦労したというのが、この商品の生まれた発端でした。百貨店にも量販店にも、これだと確信できる服がない。とても着づらそうだし、デザインも凡庸…。女性はそこに大きな疑問を持ちます。「シニア向けの服がこんな状態だと、いつかは私も困る」。なにより、目の前にいる母親は「おしゃれを諦めてはいない」。
 この女性にはアパレルの経験も知見もありませんでしたが、60歳間近で起業を決意します。ならば自分でつくろうと…。
「つくり手の都合で製作してはいけない」と肝に銘じ、1年半を費やして5回のサンプル試作、のべ30人への試着ヒアリングを続けます。シルエットは単にゆったりさせるのではなく、シニアの体型に寄り添うよう裾に向かって広がるラインとしました。また、ボタンは大きく、腕を通すホール部分は袖まわり60cmを確保。シニアが家族の手を借りずに着やすいようにした。
「つやのふく」とは母親の名からとったネーミングだそうです。「もう一度、お母さんを輝かせたい」との思いは見事に成就。同社のネット通販で扱うほか、各地のシティホテル内に展開するセレクトショップが取り扱いを始めるほどになっています。

シニアにこそ、おしゃれを

商品情報

商品名 つやのふく
企業名 合同会社FUKUFUKU-YA
Webサイト https://shop.fukufuku-ya.com/別タブで開く

語り手

北村 森(キタムラ モリ) 氏

北村 森(キタムラ モリ) 氏


1966年生まれ。「日経トレンディ」編集長を経て独立。
消費トレンド分析、商品テストを専門領域に活動。
サイバー大学IT総合学部教授(地域マーケティング論)。

SNS:https://www.facebook.com/mori.kitamura/別タブで開く

北村 森(キタムラ モリ) 氏

□ 問い合わせ先 □
企画管理部 企画課
TEL:03-3251-7897
E-mail:kikaku【AT】tokyo-kosha.or.jp
※迷惑メール対策のため、「@」を【AT】としています。