ポータルサイトを活用した新たな事業活動方法を構築
~脱炭素化に取り組むならポータルサイト「MinDeCarbon」~

株式会社エネルギーソリューションジャパン

会社情報

株式会社エネルギーソリューションジャパン

「エネルギーに関する課題を解決する」を事業コンセプトとして、現在は、中小企業を中心とした脱炭素化の支援を行うコンサルティング会社。「無料の脱炭素オンラインセミナー」を開催し、広く情報提供をしながら、目標設定認証制度「中小企業SBT」の取得支援、メイン事業である「脱炭素診断」、脱炭素に係る設備導入時の「補助金申請支援」を主要な事業として行っている。

住所:東京都中央区銀座7丁目13番6号サガミビル2F
URL:https://www.es-jpn.com/

代表者情報

代表者取締役/田﨑 剛史 非鉄金属メーカーでは、金属リサイクル、サーマルリサイクルなどの業務、エネルギー系ベンチャー、電力計測システムメーカーでは環境事業部立上げに従事。

2015年株式会社エネルギーソリューションジャパンを設立し、環境省の登録支援機関とし「環境省 CO2削減ポテンシャル診断事業」において、診断件数3年連続No1を取得。現在は、自主セミナーや公的機関などの「脱炭素セミナー」講師を通じて、脱炭素化に取り組む中小企業への情報提供などを行っている。

「MinDeCarbon」のサービスを提供開始

「MinDeCarbon」とは、脱炭素に係わる情報発信サイトです。昨今カーボンニュートラルに取り組みたいと考える企業が増えてきていますが、そもそもカーボンニュートラルとは何か、何をしたらいいかわからないという人が多かったこともあり、少しでも多くの方に、脱炭素に取り組む必要性を認識していただきたいと思い構築に至りました。

この情報発信サイト「MinDeCarbon」は、脱炭素の基本情報(政策、規格、情勢などの基本知識に係わる記事や動画)、各業界向けの省エネルギーに係わる事例紹介の記事や動画、有料情報、レベルに合わせたオンラインセミナー(有料/無料あり)、省エネ機器企業の情報提供を行い、お客様に合わせたマッチングまでを可能としています。オンラインセミナーやYouTubeでの情報提供から相談までを無料でサービス提供しています。

(「MinDeCarbon」:https://www.es-jpn.com/column_top/

脱炭素化の取り組みに有益な情報、ノウハウをより多くの中小事業者の皆様に

ポータルサイトを構築することによって、従来準備していた「脱炭素オンラインセミナー」、「中小企業のSBT.com」への入口を作ることができ、弊社の強みである脱炭素化の支援で培ったノウハウを、より多くの中小事業者の方々に情報提供することが可能となりました。

特に、脱炭素化に取り組みたいと考えていても、ほとんど知識がない方が多いこともあり、その入口を作ることができたことは他社には無く、弊社の強みと感じています。また、ポータルサイトということなので、広告収入や、マッチングによる紹介料が発生することで収益源を複合化することができるとも考えています。

尽きることの無い情報源により、常に新鮮な情報の提供が実現

ポータルサイト「MinDeCarbon」は、脱炭素化に係るメーカーなどが持つ脱炭素化の取り組み事例や製品情報を脱炭素化に取り組む企業に直接的に届けることができます。

また、弊社は脱炭素化の支援を行っていますので、支援する度に新しいノウハウを得ることができ、これらのノウハウも情報コンテンツとして提供いたします。これら以外にも、普段はなかなかオープンにならないような情報を、「MinDeCarbon」を通して提供いたします。

脱炭素化に取り組みたい企業と、ソリューションを持つ企業をマッチング

「MinDeCarbon」では、会員登録をしていただいた、脱炭素化に取り組みたい企業と、脱炭素化のソリューションを持つ企業をマッチングさせることができます。脱炭素化に取り組みたい企業様からニーズを聞き出し、それに合ったサプライヤーを紹介いたします。

これまで当社は診断など行っていましたが、その後のサプライヤーの紹介まではなかなかできていませんでした。今後は「MinDeCarbon」がマッチングの入り口になり、どんどんマッチングの機会を増やしていきたいと考えています

サービス開発のきっかけ

脱炭素化は、社会課題として企業が取り組むべきことではありますが、その必要性や具体的な取り組みについて十分に理解がなされていなかったということがありました。これまでの情報提供手段は、伝わりやすさを考えて対面式のセミナーや、訪問営業がメインだったのですが、新型コロナウイルスの感染拡大により従来の方法で情報提供を行うことができなくなってしまったことが大きなきっかけとなります。

また、市場が大きくなったこと、自分たちが持っているCO2削減のノウハウをもっとたくさんの方に知ってもらいたいと思っていたこともあり、様々なタイミングが噛み合ったことが、サービス開発のきっかけです。

苦手だったマーケティング面の課題に取り組み、多くの専門家とも出会うことができた

弊社の支援を担当いただいた公社のコーディネーターの方からは主にマーケティングに関する支援を受け、定期的なミーティングで本プロジェクトの進捗管理もサポートいただきました。

また、YouTubeを専門とする公社の専門家の方を紹介して頂き、過去のセミナー動画の活用方法や、YouTubeを集客のツールとして活用していく手法についてもアドバイスを頂きました。YouTubeは動画の本数が多くないと埋もれてしまって効果が出づらいので、まずは動画を100本アップするということで、徐々にではありますが100本を目指して日々動画のアップもしています。

また、このサイト制作を通じて、社内メンバーだけではなく、東京都中小企業振興公社の専門家の方、ウェブ制作会社の方、個人事業主の方など、これまで知り合えなかった方たちとネットワークが構築できた点も非常に良かったと思います。

不明確だった作りたいサイトを、フレームワークの設計により解決

ポータルサイトを構築していくと決めましたが、もともと社内にはITに強い人材がいませんでした。そもそも「ポータルサイトとは何か?」だったり、サイトの基本設計、基本的な用語などがわからないことが多く、正直プロジェクトが進みだすまでは非常にストレスでした。

特にウェブ制作時には制作会社様とのコミュニケーションがなかなか噛み合わず苦労した点もありましたが、公社のコーディネーターの方より、ウェブ設計に活用できるフレームワークを教えていただき、前に進めることができました。

他にも、動画や記事などを作ってみるものの、その道の専門家ではないので、的を得ない内容になってしまっていたこともありますが、そこは公社の専門家の方に見てもらえたことで非常に助かりました。

これからのビジョン

「MinDeCarbon」は、脱炭素に関するポータルサイトとして、企業の皆さまが実際に取り組んで困っていることなど、実践的で役に立つ情報を提供していきます。それにより、脱炭素ポータルサイトとして読み応え、見応えのある最もメジャーなサイトにします。

また、この脱炭素ポータルサイトが最もメジャーなサイトになった後は、その集客力をもとに、脱炭素化に関する技術を持つメーカーとの連携を進めていきます。そして、このポータルサイトを、脱炭素化に取り組む企業と、脱炭素化に関する技術を持つメーカーの「お見合いの場」にし、脱炭素化を促進していきます。

ご支援させていただいたコーディネータより

カーボンニュートラル、脱炭素などのキーワードが経営課題となる中で、中小企業は取り組みを模索している状況にあります。中小企業にとっての脱炭素経営の考え方やその具体的な取り組みを、網羅的かつ客観的に整理した情報源は多くありません。

当支援事業はポータルサイトという形で中小企業に必要な具体的な取り組み方法を紹介し、さらに製造の現場と設備メーカーなど事業者間の結びつきを円滑化しようとするもので、まさに今中小企業に求められるものでした。

当社は、これまでに積み重ねてきた多くの支援実績を強みとしていますが、雑多な情報が溢れる情報社会の中で、それを適切に伝えるためには、情報を求める企業が行う検索行動に適切に対応した情報発信が必要です。今回の支援では、ポータルサイトの各記事に対する基本的な検索エンジン対策の他、動画サイトの活用などの方法を専門家の支援を活用しながら情報発信力の強化を図りました。当社の親身な支援を身近に感じ取れるポータルサイトに仕上がっていると思います。