手軽に動画オウンドメディアを開設し収益化が可能
動画プラットフォーム「メトセラ」サービスを提供開始 株式会社ラユニオン・パブリケーションズ

手軽に動画オウンドメディアを開設し収益化が可能動画プラットフォーム「メトセラ」サービスを提供開始

今回開発したサービス

動画プラットフォーム「メトセラ」サービスを提供開始

株式会社ラユニオン・パブリケーションズでは、民間企業・業界団体や個人のグループが、手軽に動画による「オウンドメディア」を開設し、その活動やサービス・商品の紹介を、動画ならではの特性を活かして発信することが出来るプラットフォーム・サービスの提供を開始しました。

サービス名:メトセラ計画
サービスのプロモーションサイト:https://mtsl.space/
サービスのプラットフォーム:https://meets.mtsl.space/

サービスの特長
1.初期費用・めんどうなシステム構築なく、動画オウンドメディアが手軽に開設できます。
2.広告や他社動画が表示されない、独自ブランディングに特化したメディアとして活用できます。
3.自社のコンテンツ資産を活かして、動画の販売による収益化が可能です。

動画プラットフォーム「メトセラ」サービスを提供開始

サービスのポイント

システム提供だけでなく、動画活用の提案や
「メトセラ」オリジナル・コンテンツの発信も行う

システム提供だけでなく、動画活用の提案や「メトセラ」オリジナル・コンテンツの発信も行う

今回の新事業では、先行する競合サービスとの差別化を図るために、以下の三つの切り口での展開を計画しています。

1.開発したプラットフォームの貸出
動画コンテンツの管理から会員管理・販売管理の機能を提供、その運用を代行します。

2.動画の独自手法・活用方法の提案
動画を使った表現方法の提案や効果的なプロモーション展開の支援を行います。

3.「メトセラ」オリジナル・コンテンツの配信
動画表現の可能性を知っていただくために、ものづくりやビジュアルコミュニケーション、IT技術の先端分野などを対象としたオリジナル・コンテンツを配信します。

「共感コミュニケーション」のための動画メディアとは

「共感コミュニケーション」のための動画メディアとは

さらに「メトセラ」サービスの提供を通して、「共感コミュニケーション」という考え方・そのための動画表現を提案して参ります。

「共感コミュニケーション」とは

目の前にある「ありのままの現実」を記録し、本当に伝えたい人にそれを届けて共感を引き出すのが、「動画」ならではの機能や表現力と言えるでしょう。

そうした特長に注目して、生活や仕事に役立てていただくことを目的に作られたのが、「共感コミュニケーション」のためのプラットフォーム、「メトセラ」です。

「動画」の再生回数や「いいね」の数を気にしている方も多いでしょうが、大切なのは本当に伝えたい人に想いのこもったメッセージを届けることです。

そのために「メトセラ」では、言葉を補足するための「動画」ではなく、「動画」そのものがメッセージであるような活用方法をご提案します。

サービス開発のきっかけ

当社ではこれまでに、BtoB企業や行政機関などを対象に広報・営業ツールの制作を多数⼿掛けて参りましたが、先のコロナ禍を経て、⾮対⾯・⾮接触の効果的なコミュニケーション手段を求められる機会が急増しました。また、海外向けにオンラインで商品説明や商談を⾏いたいという要望も増え、従来の業務に加えて、新サービスへの取組が急務となっていました。

⼀⽅で、これまでの主要な業務であった出版関連事業は、業界全体が衰退傾向で、旧来の冊⼦・印刷媒体の業務が2/3程度に縮⼩、新たなメディア開発・ビジネスモデルの開発が喫緊の課題となっております。これまで培った編集・制作ノウハウを新たなメディア向けに展開することで、関連する多くの⼈的リソースの再活⽤にも取り組んでいきたいと考えています。

開発期間中の振り返り

資金支援を受けられたことで新事業展開に踏み出すことができた

自己資金だけでは、今回の様な思い切ったシステム投資を伴う事業転換に取り組むことは、難しかったでしょう。

従来であれば、目先の資金繰りを気にしながら可能な範囲の開発で済ませてしまったでしょうが、今回は本事業を活用することで資金支援を得て、受託型の制作会社としての業務とは異なる、新たな視点からシステム開発・事業化に踏み出すことができました。

受託業務から脱却するためのアドバイスをいただき発想転換できたのは大きかった

開発や事業化に向けての検討も、社内スタッフだけで進めると視野が狭まり、また既存事業の片手間に取り組む結果となり、途中で中断することにもなりかねません。継続的に公社のコーディネーターによるハンズオン支援を受けたおかげで、取り組み姿勢も持続することができ、無事やり遂げることができたと思っています。

労働集約型の制作会社として限界を感じつつも、受注業務主体の社内だけではそれを脱却する視点を持つことは難しいことです。その点においても、今回、貴重なアドバイスをいただき、多くの気付きを与えていただけたことに感謝しております。

プラットフォームビジネスの価値を形成していく中で、どのようにすればマネタイズにつながるか、コアメンバーでどのように進めていくかといったことにも助言いただけたことは大きかったです。

企業や団体へ営業することで顧客件数を増やしていきたい

支援期間において、システムの初期開発と共に、テストマーケティングや導入事例の作成を行う事ができました。その結果を踏まえて、2024年以降は企業や団体への営業を本格的に開始し、積極的に顧客件数を増やしていくことを目標としています。

まずは既存事業の中でお付き合いのあるクライアント様向けに、オウンドメディア提供サービスについてご案内していくなど実績を作りながら、業界団体や出版業界などにも提案を広げていきます。

また並行して、オリジナル・コンテンツの企画・制作も進め、プラットフォームへの集客、会員獲得、収益化へと計画的に取り組んで参ります。これによって既存事業の売上減少を補填することが当面の目標です。

これからのビジョン

これからのビジョン

まずは今回スタートした動画プラットフォーム事業を、スピード感を持って軌道に乗せたいと考えています。

その上で、オリジナル・メディアとしての「メトセラ」を成長させたいと考えています。単にプラットフォームの仕組みを提供するビジネスということだけでなく、「共感を引き出す」動画メディアのあり方を提案し、自らの取り組みや考え方、こだわりを広く効果的に伝えたいと考えている方々に使って頂けるよう、このサービスを進化させていきたいと思います。

会社情報

社名 株式会社ラユニオン・パブリケーションズ
所在地 東京都千代田区神田神保町3-10 松晃ビル2F
代表者 代表取締役 細尾 文彦
URL https://lunion.jp/

1984年創立、以来40年に渡って、ビジネス誌を中心に雑誌・単行本の企画・編集・制作を多数担当。また1995年からはWebサイト構築・運用管理業務を開始し、大手企業・官公庁の大規模サイト、特に海外向け多言語サイト構築を得意とし評価を得る。
現在では、オンライン・出版の両輪で企業広報メディアの制作を手掛けるほか、動画制作・SNS運用など幅広い分野の対応を行っている。

代表者情報

細尾 文彦

細尾 文彦
インターネットの黎明期から、インフォメーション・アーキテクチャを軸とした業務を展開、公共施設の情報化・ネットワーク化の企画・設計を手がける。1999年株式会社ラユニオン・パブリケーションズ入社後はメディア開発ディレクターとして、企業や行政の情報サービス、ブランディング、プロモーションなどに関するプロジェクトを多数担当。2017年より現職。