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SDGs経営

なぜSDGs経営に取り組むことが必要なのか?

SDGs経営に取り組むことで、企業価値を高めるとともにビジネスチャンス獲得のきっかけにもつながるなど、大企業のみならず中小企業にとってもSDGs経営を行うことは効果のある取り組みと期待されています。

SDGs経営とは、その名のとおりSDGsの視点や考え方を取り入れた経営のことです。持続可能な世界の実現へ向けて、社会的課題を解決するために新たな事業を構築することや、SDGsの観点から既存事業の価値を再評価して今後の経営に活用すること、さらにはより良い社会の実現に寄与するイノベーションを起こすことなど幅広く意味するものです。

SDGsを経営と結び付けて事業活動を行うことは社会・経済・環境における課題解決につながり、結果として企業価値の向上にも大きく寄与するものです。また、近年では消費者や投資家からSDGsの視点を経営に積極的に取り組む企業が高く評価される傾向が強まっている点も見逃せません。

なぜSDGs経営に取り組みことが必要なのか?

出典:環境省環境研究総合推進費戦略研究プロジェクト「持続可能な開発目標とガバナンスに関する総合的研究」より環境省作成、環境省「平成29年度版・循環型社会・生物多様性白書」より

SDGsの実践に必要な「バックキャスティング」という思考法

SDGsに取り組む中で、「バックキャスティングで考えてみましょう」という言葉を耳にする機会があると思います。まだ広く浸透している言葉ではありませんので、「初めて聞く」あるいは「聞いたことはあるけれど、内容は知らない」という人もいると思います。

バックキャスティングとは、未来のあるべき姿をイメージして、未来を起点に解決策を見つけるための思考法のことです。数十年を要するような長期的な目標の実現や、現在の延長線上で考えるだけでは答えが出せないような場面で効果的とされており、世界的な規模で進む環境問題への対応を考える際にも使用され、SDGs自体も実はバックキャスティング思考でつくられたものです。

バックキャスティングの反対は「フォアキャスティング」と呼ばれます。これは現在を起点として解決策を見つけていく思考法のことで、短期的な課題解決や目標達成などの場面で有効とされています。

双方の特徴は以上のとおりですが、SDGsは長期的な視点での取り組みであるため、バックキャスティングが効果的であるといわれています。
ただ、一概にフォアキャスティング思考が好ましくないとはいえず、それぞれのメリット・デメリットを踏まえて、180度違う思考法を柔軟に使いこなしていくことが大切です。

また、バックキャスティングという思考法は、企業継続という長期的な視点に基づいて経営を行うために非常に参考となる思考法であり、このことからSDGsの視点を経営に取り入れていくことは、自社に大きなメリットを生み出す機会につながるものともいえます。

SDGs経営導入へ向けた考え方のヒント。

SDGs経営の導入を検討しているものの、「何から取り組んだらよいか悩んでしまう、迷ってしまう」という方については、下記に示した取り組むためのアプローチ方法の一例を参考にして、社内で一度ご検討ください

SDGs経営に取り組むためのアプローチ方法(一例)

SDGs経営に取り組むためのアプローチ方法(一例)
STEP1経営課題と社会課題との接点を探す

経営上の課題や経営目標を確認。
事業領域と社会課題や消費者ニーズとの接点を考える、SDGs経営に取り組むためのヒントを探る。

経営課題と社会課題との接点を探す
STEP2SDGs経営において掲げたい目標(ゴール)の設定

事業領域とマッチする目標を選定する。
「ありたい姿(どのような会社になりたいのか)」をバックキャスティング思考で自由に発想し、関連付けする。

SDGs経営において掲げたい目標(ゴール)の設定
STEP3目標の宣言と進捗管理

掲げた目標と具体的行動を宣言する。
ホームページや会社案内を通じて社会や消費者に対して発信する。
目標の達成に向けて進捗管理が大切。

目標の宣言と進捗管理

なお、SDGsの視点を経営に取り入れる際の主な注意点は次のとおりです。

17の目標に無理やり関連付けたり、実効性や結果に疑問を持たれるような、実体と大きく乖離していると思われることをSDGs経営と表現することがないように十分に注意してください。せっかくSDGs経営に前向きに取り組んでも、誇張した表現をしたがために、かえって会社の評判を落とす場合もあります。

このような事態を回避するためには、目標を掲げたままとならぬように、しっかりと進捗管理を行うことが重要です。