2008年9月17日付け日刊工業新聞にて
英弘精機株式会社の「電子寿命拡散測定装置」が紹介されました。
英弘精機株式会社は、色素増感太陽電池(※)の電子拡散係数、電子寿命、電子密度を測定することができる、電子寿命拡散測定装置を発売しました。
同社は計測という立場から、太陽光発電システムの実用化に貢献してきました。これまで20年以上に亘って、さまざまな太陽電池評価装置の開発に成功し、多くの国立研究所等に納入しています。
従来、色素増感太陽電池の開発では、主に太陽電池に組み込んだ材料から太陽電池の性能を評価してきましたが、本製品により電子拡散係数、電子寿命、電子密度を測定することで電子の移動過程をモニターし、セル材料評価を効率化して、色素増感太陽電池の研究や開発過程を促進することができます。
※色素増感太陽電池とは・・・
有機色素を用いて電力を得る方式の太陽電池で、現在主流となっているシリコン太陽電池と比較して製造コストが安価で量産しやすい等の特徴を持っています。

公社との支援の関わり
平成20年度社会的課題解決型研究開発助成事業、平成19年度新製品・新技術開発助成事業など公社の各種支援メニューを積極的にご利用いただいています。

メディア媒体・イベント等
2008年9月17日付け 日刊工業新聞

連絡先
英弘精機株式会社
TEL:03-5352-2911
URL:http://www.eko.co.jp/
□ 問い合わせ先 □
助成課
TEL:03-3251-7895 / FAX:03-3253-6250