知財センター活用事例
「株式会社東京アライアンスアドバイザリー」
見えないものの中にある場や人間の本質的なものを受け止めたい
経営コンサルティング、不動産コンサルティング、心理カウンセリング、デザインコンサルティングの4つの事業ドメインにおいて活躍し、さまざまな顧客の健全で持続的な成長と発展をサポートしている。
常に物事の本質を見つめる独自のアプローチ手法を確立し、長期的な関係性の中で望ましい形の実現へと向かう姿勢は信頼も厚い。
主な権利
- 2026年:商標登録 第7005998号
- 2026年:商標登録 第7005999号
会社概要
- 所在地:東京都新宿区四谷三栄町3-7 森山ビル西館402
- 電話:03-5357-7976
- URL:https://taai.co.jp
- 業種:コンサルティング業および不動産業
- 設立:2008年(平成20年)
- 資本金:10万円
偶然に対して開かれた感受性を持つことが大切
誰もが人生の困難に直面した際に、良きアドバイスを受けることができたらと思うだろう。幅広い局面において「賢明な試行錯誤をするコンサルティング会社」と謳っているのが、株式会社東京アライアンスアドバイザリーだ。アライアンス、まさに共に歩み行くスタイルを大切にしながら、丁寧にアドバイスを行っていく。その姿勢は多くの人々に伝わり、大きな信頼として形作られ、未来へと向かう推進力となっている。
同社のホームページには「私たちのコンサルティングについて」として、熱い想いが語られている。そこには「偶然に対して開かれた感受性」という言葉がある。出会い、異なる場所、対話の中での気づき。そして幸運。奇跡。そのように偶然から生まれることを一つひとつ大切にしている樋口社長だからこその新しい出会いがあった。それが、知財センターとの出会いである。
知財の全体像を把握していたアドバイザーとの出会い
2025年1月に知財センターが行った、スタートアップ向け知財セミナー。この時のテーマは「商標を知り、顧客吸引力を増やしましょう!」というものだった。これに参加した樋口社長は、背景とその後についてこう語った。「長く経営コンサルティングを行っているので、ブランドマネジメントの大切さはよく理解していました。どこかでしっかり学ぶ必要があると感じていましたが、誰に相談したらいいか分からない。そうした時に、無料で教えてくれる場があると知りました。そこでセミナーに参加し、知財センターのアドバイザーの話がとても腑に落ちたんです。それと同時に、知財についてはセミナー講師のアドバイザーに直接相談すればいいと分かりました。この出会いを大切にしようと、すぐに名刺を交換したら、私自身がコンサルティングでいつも話しているように『何でも相談に乗りますよ』と言われたんです。それから商標についてかなり詳しくアドバイスしてもらって、これは自社で商標登録の出願までできると察知しました。こんなに詳しく教えてもらっていいのかとまで思いましたよ。聞きたいことを先回りして教えてもらっている感もあり、きっと全体像をしっかり把握しているからこそアドバイスが的確なのだろうと感じました」
出願からの流れを全て自らの力で体験する
申請などの事務手続きは苦手だという樋口社長だが「全体的なことをつかむのは得意なので、出願の流れがどういうものか知りたいと思いました。また当社ではデザインをとても大切にして、デザイン経営のコンサルティングも行っているので、大切なものを保護するまでのプロセスをしっかり経験したいと思っていました。人任せにしてしまうと、そこが分かりませんからね」と語る。そして会社のブランディングの核となる商標が、無事に登録につながった。
「うれしかったですね。権利が守られることも重要ですが、商標登録証が届いた時に、お墨付きをもらえたという実感が湧きました。でもこれは私一人の力ではなく、手続き等におけるスタッフのサポートが大きかったです。またオンライン商標出願にしたので画像の解像度を上げてきれいにするなど、デザイナーが活躍してくれました。そうした点も大きなキーになったと思います」と語った。
アイデンティティを可視化し、その価値を伝える重要な資産として位置づけております。」(同社ホームページより)
され、正式に保護されることを通じ、デザイン支援の実現性・信頼性がより
一層高まるものと考えられている。
をベースにしている。これは事業ドメインも表現し、問題に多面的
にアプローチする姿勢も示している。
フェルトセンスからその先の未来へとアプローチ
経営コンサルティングがベースにある会社だが、カウンセリングを大切にしているという樋口社長。「心の中に何かあるのを感じ取る力は、心理学やカウンセリングの世界ではとても大切なんです。そういうフェルトセンスという感覚は、デザインやアートの世界にもつながりますね。そして当社を訪ねて来られる人の心の中には、さまざまな違和感を抱えているケースが多くあります。例えば事業承継の件では、先代から目に見える資産を預かっても、見えない負債をたくさん抱えている場合もあります。後継者が本当に自分がやりたいこととのギャップもあります。それでも事業を引き継いで守らなければいけないと思っている。ですから私は小さな違和感でも大切にしたいと考えているんです」
話を伺っていると、コンサルティング、カウンセリング、そしてデザインの領域まで突き詰めたアプローチを行っている意味が、相互に関連しながら全体像として浮かび上がってくる。
見えるものは生成AI見えないものからの知財へ
資産や不動産といった領域のプロでありながら、「心理やデザインという、言わば見えないものを扱っている会社でもあります。ここまでカウンセリングやコンサルティングを行う会社は珍しいと思いますが、これからは見えないものをどう扱うかがとても大切です。見えるものは生成AIが処理する時代も来るでしょう。見えないものは人間の本質的な部分でもあり、しっかりと形にして表現できたら、それが大切であれば知財として登録するという意味合いも強まると思います。かけがえのない『知的』なものを『財産』とする。それが、人間の未来につながるのではないでしょうか」と語る樋口社長。柔らかな語り口の向こう側では、既に知的財産の本質的な全体像を見据えているようだった。これが偶然から始まったとしたら、支援機関としての喜びでもある。
知財センターからのメッセージ
熱意によって商標出願から登録までを自社で完結
社長が自らの高い知財意識を社内へ波及させ、商標の選定から登録まで一連の手続きを特許事務所に頼ることなく、自社で完結できました。それは知財への取り組みが組織的・体系的になされていることの証であると感じています。また、今後を見据えてオンライン手続きを選ばれたことからも熱意が伝わりうれしく感じました。
担当:渡辺アドバイザー
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