2026.3.19
近年の越境EC市場動向ーcase1.台湾ー
『ネットを通じて、自慢の商品を世界に届けてみたい』
『自社の商品が海外でどんな反応をもらうのか知りたい』
『海外には興味があるけどコストとか人手、リスクを考えると踏み出せない…』
そんな悩みを抱える中小企業の皆様に!
今、もっとも身近な海外戦略として「越境EC」の活用をおすすめします。
現在、世界各国でインターネット環境が整備され、誰もがスマホ1つで世界中から買い物ができる情報化社会へと進化しました。
海外展開において「デジタル」は欠かせないインフラとなっています。
本コラムでは、台湾・中国・米国・東南アジアの4シリーズにわたって、最新の市場動向を徹底解説します!
記念すべき第1回は、親日家が多く、日本品質への信頼も厚い市場《台湾》からお届け。
台湾は日本を熟知していて購買力のある消費者が多い
2025年の訪日台湾客数は676万人、前年比11.9%増となり、過去最高を記録しました。
エリア別で見ると、訪日台湾人観光客数は韓国、中国に次いで3番目の規模となり、訪日台湾人の6割以上が来日6回以上のリピーターです。
2024年の1人当たり名目GDPは、台湾は3万3,230ドルと日本の3万2,860ドルを上回っており、訪日台湾人の1人当たりの支出額は約25万円に達しております。
台湾の越境EC市場の特長としては、台湾には日本を熟知し購買力のある方が多いので、台湾のECモールでの日本商品の購入は、他国とは異なった傾向が見られます。
ブランド力よりも「かわいい」「便利」さ
例えば、中国のECモールで人気の日本商品は、ブランド品、話題の商品、インフルエンサー推奨の商品などです。
一方、台湾のECモールでは、ユーザーは嗜好品だけでなく、便利な実用品、お悩みを解決してくれそうな商品を自ら検索し、ブランド力のない日本商品でも購入してくれる、中小企業にとってありがたいEC市場です。
また、台湾で最大のECモールであるShopee台湾は、2025年春より日本から台湾へのShopee専用便を開始しましたので海外配送料が安くなり、商品は台湾のファミリーマートや7-ELEVENなどのコンビニ受取りに対応しており、台湾のユーザーにとって利便性が高く、日本商品の購入が増加しております。
可愛い、便利、お悩み解決などの商品を製造販売している中小企業の方々にフィットし易いのが、台湾のECモールです。
▲ここ数年でShopee台湾内のTokyo Mallで人気のあった商品(一部抜粋)
※Tokyo Mall・・・東京都中小企業振興公社が支援の一環として開設した特設サイト
東京都中小企業振興公社 販路・海外展開支援課では、都内中小企業向けに越境EC出品支援を無料でサポートしています。
「越境EC出品支援」にご関心のある方はこちらをご参照ください
【執筆】東京都中小企業振興公社 販路・海外展開支援課 越境ECナビゲーター 下野
※本記事は、個人の意見・見解です。また、本記事で紹介している情報は、執筆当時のものであり、閲覧時点では変更になっている場合がございます。




