車載電池を含む各種バッテリーの劣化を、ソフトウェアとアルゴリズムにより短時間かつ高精度に推定する技術を開発。従来は「1日」かかっていた診断を「2分、90%精度」で診断を行う。電池のデータから寿命を推定するモジュール診断と、車両から電池を取り外さずにOBD2経由で推定するオンボード診断の二本柱で事業化を進めている。
トヨタ在籍時の課題認識を出発点に、退職後は新会社を設立し、北米での実装やパートナー連携を推進中。
北米最大手企業の採用を目指すモジュール診断と、中古車市場でニーズのあるオンボード診断。
まずは1社目の成功事例をつくり、ライセンス収入モデルと「1回いくら」の診断サービスを確立、ハイブリッド車やEVが普及するこれからの時代に向け、廃車電池の再利用問題に技術で挑み続ける。